彼はフェイカーにあらず!
ヴァローズはおおーと・・・・
「こっちも盛り上がってー」
ジョーの腕が伸び・・・・・
其れをかいくぐる・・・・・
ルイーズ・・・・・・
空の空間すら使い・・・・・・
駆ける・・・・・・
「クリムゾンニードル」
紅の足場を作り駆けあがり・・・・・
急旋回・・・・・・
くるりと・・・・・・
両手に赤い針を持ち・・・・・
追って来る・・・・・・
赤き金装飾の頭部を持つ・・・・・
美しき漆黒の身を持つ蛇の群れの如くの・・・・・
ジョーの斜腕の群れに・・・・・
迎い赤い針を投げる・・・・
ルイーズは真紅の目を輝かせ・・・・
右手に焔を宿し・・・・・
命ず・・・・・
「ファントム・エクス・インフェルノ」
赤い針から針が・・・・・
生じ数えきれない針の群れが・・・・・
針は燃え盛り・・・・・
斜腕は燃え盛る針を喰らい・・・・・
弾けるように消えていく・・・・・
ルイーズは知覚する・・・・・
再生してくると・・・・・
良くある伝承の蛇の様に不死の如く・・・・
不死鳥の如く・・・・・・
ルイーズはようやく見えたと・・・・・
ジョーの貌を其の身を・・・・・・
身体は黒く今まで見た中で美しく黒く輝く粒子に彩られ・・・・
肌の白さが一層引き立てられ・・・・・
貌に浮かぶ表情はただ勝気に・・・・・
ルイーズはつられ勝気に笑う・・・・
ルイーズは誘いに乗る・・・・・・
乗るに決まっているじゃないかと・・・・・・
赤い足場を作り・・・・・
足を吸い込ませ・・・・・・・
「クリムゾン・エクス・メテオ!」
寮でをクロスさせ赤き弾丸と成り・・・・・・
腕を伸ばしたままのジョーの蹴りと瞬時に激突・・・・・
大きな激突音・・・・・・
カナが・・・・・
「すごーい♪」
衝撃が駆け抜け・・・・・・・・
観客に襲い来ることはないが・・・・・・・・
「きゃあああああああ」
「あははははすごいねー」
吹っ飛ぶ実況席・・・・・・
吹っ飛ぶミナとヴァローズ・・・・・・
観客と視聴者は喉を鳴らす・・・・・・
沈黙が・・・・・・・・
ジョーとルイーズは微動だにせず・・・・・・
美しい彫像の如く魅せる・・・・・・
そしてピシと音がやけに大きく響く・・・・・・
ルイーズの赤い甲冑にひびが走る・・・・・・
「斜脚強襲」
そう言いジョーが後ろに回転し下がる・・・・・
「我が斜椀未だ死なず」
そう声が響き・・・・・
ルイーズは空に駆け上がり・・・・・・
「其れは私のレッドーザウルスも同様!」
アームズレッドーザウルスを際させつつ・・・・
笑う・・・・・・
まだやれることを心底喜ぶ・・・・・
弾けた部分が再生し・・・・・
斜腕が動き出す・・・・・・
観客も視聴者も動き出す・・・・・・
おおおおおおおと喝采し・・・・・・
ミナの声が響く・・・・・
「こちらも凄い攻防!」
「凄いこれは」
「此れは凄すぎやー!」
ユキナも一階で微笑み見ている・・・・
「うふふ」
赤い将校服を身に纏い・・・・・
柔らかい雰囲気で・・・・
「皆が気にしちゃうのも当然ね」
フサフサのしっぽを揺らめかせ喜び見つめる・・・・・・
近くに居る青い学生服のスザクが・・・・・
勝ち誇る様に笑い・・・・・
「ファンに成っちゃいそうでしょ」
「ほんとちょっと見ない間に」
「俺も置いていかれないように」
「パートナー見つけないと」
ユキナが首を傾げ・・・・・
「ジョーをパートナーにするのでしょう」
スザクはハッと・・・・・
「違いますよ」
「まさか姉さんにそう報告したとか?」
ユキナんいこやかに・・・・・
「うん♪」
スザクはうわあああああああと・・・・・・
そして二階で人込みを避け・・・・
一人の男が微笑む・・・・・・
「やっぱり彼はフェイカーは似合わない」
「僕が導かないといけないようだね」
白髪の髪は短めそして白いひげ・・・・
赤いシャツと黒い紳士服・・・・
眼鏡を付け・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




