中二男はグレートパスを得る
カナはミルクティーを飲み・・・・
カップを受け皿に置く・・・・・
ただそれだけの所作で・・・・・
色香を振りまく・・・・・
抑えることはできるが・・・・・
抑えるのがメンドイと・・・・
別の視点・・・・
別のスピリチュアルを構築させた・・・・・
其れがミカン同じであり違う・・・・・
違う生き様を持つ同じ者・・・・
メンドイから生じるアンリミテッド・・・・・
カナがアンリミテッド証左なのかもしれない・・・・
「黒幕は王子なんだ」
カナは微笑み・・・・・
ジョーは頷き・・・・・
「何故カナの発案だと伝えたんだ?」
カナは満足と微笑み・・・・・
「それは僕が発案なら気に病まずに」
「堕落できるでしょ」
ジョーは頷く・・・・・
「まあ堕落するのはミカンだけど」
「厳密には」
カナは微笑み・・・・・
「本来僕は一切表には出ず」
「事がなされた時」
瞬間でカナの紫の瞳が妖しく輝く・・・・・
「審判を下す予定だったんだ」
飲み込む瞳・・・・・・
奈落に飲み込まれる錯覚・・・・・
ジョーはなれた!
素晴らしくはあるがすでに恐怖は感じない・・・・
素晴らしいと己とカナに感謝しつつ・・・・
妖しく微笑み・・・・・
「予定という事は」
「審判は出たと答えを聞いても良いかい?」
カナはアレと・・・・・
そしてにぱっと笑い・・・・
「勿論」
「審判結果は大合格」
そして紫の瞳を輝かせ・・・・・
飲み込む・・・・・
ジョーは飲み込まれを喜びつつ・・・・
ジョーは妖し気に笑い・・・・
「サンクスカナ」
「グレートパス大切に使わせてもらおう」
カナは驚き・・・・
そして笑顔咲かせ大きく頷き・・・・・
「どんどん使って」
「僕ともっと楽しもう♪」
カナは面白いと抵抗するわけではない・・・・・
なのに飲み込まれて無いと・・・・・
そうかと結論付ける・・・・・
飲み込まれを飲み込まれたんだと・・・・・
まるで僕を飲み込む様に・・・・・
この瞬間カナはジョーに理想を見出す・・・・
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