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その3英霊成仏と準備

大和にはまだ戦死してもなお艦内に

さまよう英霊たちがいた。

彼らはまだ成仏できずにいた。それを

不憫に思う付喪神大和は

お願いをしてみる。

宮廷大魔導師であり錬金術師であるゴーリの

提案はこうだった。

意思は魔石に移し変えてボディこの場合は

船体を、復元し更に強化してから魔石を

移植すると言う案を、提示した。


「ふむ我はそれで良い。ただし1つ

お願いがあるのだ。

我と共に海底に没した英霊がまだ

成仏出来ずにいる者がいて我が船体を、

彷徨っているのだ。

彼らにやすらぎを与えてくれ

それが願いだ。」


大和はとても義に厚く英霊達が成仏する事を、

願っていた。その言葉にプリメア姫は


「わかりました。義に厚く忠義心に富んだ

大和様その願い私が叶えましょう。

今から儀式を、行います。

英霊達の安らかな眠りと未来の幸せを約束します。

ヘブンスウォーター王国プリメアの

名にかけて必ず」


大和はその言葉に感動し船体自体が震えていた。

そしてプリメア姫による神聖魔法陣が

書かれて儀式は始まる。

魔法陣が書かれた後にプリメア姫が

詠唱を始める。


「遠い昔に死に絶えた英霊たちよ、

もう彷徨うことはない。

今から安らかな世界の扉を開けよう。

そして安らかな世界に旅立つのだ。

汝らは充分責務を果たした。

さあいざやすらぎの世界へ逝くのです。

ヘブンスゲート開放」


眩い光と共に大きな扉が現れて

扉に神の使いらしき者が扉を開ける。

扉に吸い込まれる様に次々入っていく

英霊達はみんな


「暖かい光だ。癒やされる。さらばだ大和」


こうして英霊達は1人残らず神の世界に

旅立つことが出来た。大和は


「我と共に海に沈んだ英霊達を、

成仏させてくれて我心より感謝する。

この恩は決して忘れぬ」


こうして新たな船体制作開始が

始まろうとしていた。


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