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〇〇宛のラブレター

「うわぁ……」

「これはちょっと、重いわ……」


 突然だが、俺は謎の体質を持っている。その体質とは、定期的に手紙が生えてくるというもの。イメージとしては、頭から花が咲くような感じだ。

 手紙が生えてくる度に親友(ラブレター書いてフラれたことがある)に引きちぎってもらい、二人で読むのが習慣になっている。


 手紙の内容は完全にランダム、7〜8回に1度のペースで見たこともない文字で書かれた手紙が生える。そういえば前に伝言が書かれた手紙が生えてきたが、誰宛てだったのだろうか。


 さて今回はどんな手紙かと言うとーーラブレターだ。ちなみにかつてない程強い力で引きちぎられた。痛い。

 ラブレターは、アニメのメイドキャラ宛て。「好きです」×214によって大きく描かれたハートマークの真ん中に、何かドロっとしたものがある。


「何だろ、これ」

「……チョコ?」


 試しに舐めてみたら、チョコだった。書いた人には悪いが、これは色々とダメだろう。

 その後手紙はシュレッダーにかけた後、火にくべて完全燃焼させた。

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