表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
受験技術の考察《大学入試編》  作者: ぷろける
2 科目別各論
8/12

2-1 英語-5(精読)

●精読

・精読の意義と学習法

正直、実際に英語を運用する上で複雑な文を精読出来なくてもそれほど困らないのですが、試験で出るから諦めて勉強するしかないです。あえて精読を学ぶメリットを挙げるならば、長文を読んでいてどうしても解読したい文章が出てきたときに、意味を正確に掴めることです。さて、こんな精読ですが、具体的な学習法はあまり知られておらず、ただ漫然と問題を解いて添削してもらって直す、の繰り返しだと思います。文法項目別に解説してある参考書もありますが、実際に試験場で目にするのは、何の文法事項が使われているかを自分で判断せざるを得ない、まっ更な文です。当然、文法事項別の理解や訳出の技術は必要ですが、主語を見つける方法など、一から考えるプロセスを身に付けることが最優先です。


・多読の優位性

和訳問題で、多少分からないところがあっても、大意を掴めていれば、考えて補完できることがあります。この「考えて補完」する力は、内容把握力に依存します。内容把握の頁で、要約を練習すれば良い、と書きましたが、これは大量に行ってこそ意味があります。多くの英文を読むことで、自分の知らないトピックの文章で合っても読みこなせる“体力”が身に付くからです。すると、別の疑問が生まれます。それは、「多く読むだけなら要約までしなくても良くないか?」というものです。確かに言いたいことは分かります。しかし、我々非ネイティブには、本当に読めているのかをチェックする指標が必要なのです。そのために「模範解答」のある要約訓練をお薦めしています。間違ったまま多読を行っても、それはただの「大量の誤読」になってしまうのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ