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受験技術の考察《大学入試編》  作者: ぷろける
2 科目別各論
5/12

2-1 英語-2(文法)

●文法

ここで言う文法とは、どのように英語が組まれているかを理解する、ということです。筆者は、文法の力は大きく分けて4つあると考えています。


・長文の意味を掴むための文法

英語の長文を読む際には、全文訳を求められることはまずありません。要は、意味さえ分かれば細部はあまり気にしなくて良いということです。この視点で見ると、英文は全て「S V ■」の形である、と言えます。ここに修飾が付くか、2文目がくっ付くか†、だけです。実際にネイティブに聞いたところ、彼らも主語と動詞を捕まえているだけだそうです。以下、もう少し突っ込んだ説明です††。

① , S ② V ③ ④ ■ ⑤ .

疑問文や倒置でない限り†††、◯の位置にしか修飾語は入りません。それぞれ、

①副詞が入り、文全体にかかる。

②副詞が入り、Vに掛かる。

③副詞が入り、④の形容詞にかかる。④がなければ入らない。

④形容詞が入り、直後の名詞にかかる。

⑤副詞が入り、文全体にかかる。

です。これ以外には「副詞の挿入」がありますが、これは①や⑤が場所を変えているだけで、両端を「,◯,」のようにカンマで挟まれるので見れば分かります。


・発信するための文法

英作文の頁で解説します。


・文法問題を解くための文法

英語を使う能力を問う試験には本来必要の無い出題です。しかし、出す大学は出すので諦めて勉強する必要があります。四択の文法問題は、実践演習を行わなければ高得点を取れるようにはなりません。正しい文法書(文法問題集ではない)で基本的な文法を正しく学んだあと、実践演習用の問題集で、実際の解き方を習得する必要があります。その際、分野別に並んでいる文法問題集を使うと効果が薄いです。例えば、分詞の単元の出題なら分詞の知識を使うことが分かってしまうのです。これは試験場では知り得ない情報です。自力で「何の単元の問題か」を考える訓練を行ってください。


・和訳問題の答案を作るための文法

精読の頁で解説します。

† 文のくっ付けかたは、接続詞、関係代名詞、関係副詞、分詞構文。

†† 具体的な解説は本書の趣旨から外れますが、この説明を載せている参考書を筆者は発見できなかったので、ここで解説します。

††† 倒置が出て来てサッと意味がとりにくい時、下線部訳を求められていない場合は、単語だけ拾って次の文へ移って下さい。もしそれで繋がりが分からなくなったら、精読で解決してください。

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