1-2 学習方針・計画の立て方
基礎を固めて発展へ、というのが大人の無難な意見です。しかし、これが万人に当てはまり、すべての科目で成立するか、と言われると、答えはNOです。科目や分野により学力にムラがあるので、当然エンジンを掛けるレベルは人によって異なります。これは予備校、学校の言うことを盲目的に信じることの危険性を示しています†。第2章では科目別の各論を扱っていくので、そちらを参考にしながら今行っているのが自分の目的に合った勉強であるかを常に考える必要があります。
さて、いよいよ本格的な計画の立て方についてです。まず、計画には2種類あります。月単位の計画と、週単位の計画です。それぞれについて話していきます。
(i)月単位の計画
まず、志望校の過去問を解いてみましょう。習っている単元だけでいいです。どうでしょうか。スラスラ解ける、とはいかないでしょう。しかし、最終的にはその問題で合格点を取らなければならないのです。そのために必要なものを、「試験前日までに獲得する」と考えます。実際、試験は3月初頭ですから、2月中に獲得する、しかし2月は実践演習の時間に回したいから、1月中、でも1月は一次試験があるから、その対策は12月から始まっていて、するとすると・・・
このように逆算し、月ごとに達成すべき具体的な目標(参考書の分量など)を科目別に書きます。2月分まで作ってしまいましょう。実際に学習を進める中で改善点が見えてくると思います。その度に修正をかけましょう。自分のキャパを越える計画とならないよう注意して下さい。
(ii)週単位の計画
これは時間割のようなもので、一週間のどの時間にどの科目を学習するかを決めます。これにより、科目のばらつきを抑え、健全な学習リズムを確立できます。