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夏のような二人
序章であり、ふたりの思い出
これから二人の物語が始まる。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」
夏目漱石の有名な本。
彼はその本が好きでずっと読んでいた。
そこへ、ある女の子が話しかけてきた。
「○○君はその本好きだよね」
「なんだよ。悪いか」
彼はぶっきらぼうに返す。
「ううん。いいと思うよ。本好きな人に悪い人はいないもん」
「そうか」
彼女は少し変わり者だ。あんな人に話しかけるなんて。
彼は学校1番の嫌われ者。つまりヤンチャ坊主である。
クラスで浮いている。そんな彼にびくともせず話しかけられる
彼女はすごいと、クラスで噂になるくらいだ。
この話はそんな彼と、彼女との朝の話である。
読んで下さりありがとうございました。
初の恋愛小説ですが、いかがでしたでしょうか?
まだまだ拙いですがよろしくお願いします。