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the last chapter

なろうサイトで、お試しに書いてみた連載エッセイも、暮れゆく2014年とともに終了であります。

こちらにエッセイを連載してから10話を超えた。

もともと、10話で一旦区切りを、と思っていたので、目標は達成したわけである(パチパチ)。


翻って思うのは、エッセイを書くのは、実はとても難しいことなんだな、ということであある。


小説の場合はあくまでフィクションなので、力の限り色々なことを突っ込めるのだが、エッセイは、どちらかといえばナマモノである。


この場合のナマモノとは、おのれの生の声・考えがそのまま反映されるもの、という意味だ。


これは結構怖いことである。

本人にそのつもりがなくても、書き方いかんで、読み手は、書き手の意図とはまるで違う解釈をしてしまうことがあるからだ。


もちろん、小説の場合も、読み手によって、その解釈は幾通りにも分かれる。

しかし、エッセイは、書き手の考えをダイレクトに突っ込むものである。

ゆえに、『この人はこんなことを書いているからこういう人だ』と、一方的な評価をくらうことが多くなる。(中には「裏読み」する人もいるけれど、まあ、それは一部で。)


そのあたりを意識し始めたら、もう、筆が進まない、進まない(笑)。


こんなこと書いていいのかな、変に受け取られたら困るな、等々、考えすぎてしまって、仕舞には、せっかく書いたものを全てボツにしてしまったり……。


人のエッセイを読んでいるときは気にも留めていなかったのだが、それがわかっただけでも、こちらに書いてみてよかったと思う。


とにもかくにも、これで連載は終了である。

物語の執筆のほうに時間を取られてしまっているので、物理的に難しくなっているという理由もある。


でも、『戯け徒然草』という名称が結構気に入っているので、またどこかで、このタイトルを使おうと思う。それが、エッセイなのか、小説なのかはわからないけれど。


戯けたエッセイに目を留めていただいた皆様に、心よりの感謝を込めて──。



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