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【崖に掴まり、今にも落ちそうな人へ一言】
「早くこの伝染しにくい抗菌防臭効果付きストッキングに掴まれー!!」
【表現 〜緑は緑〜】
「そのわさび色のバッグいいね」
「新作なんだ」
【表現 〜古いのか新しいのか〜】
「ロボット開発の里中さん、ああ見えて奥さんの他に妾がいるらしいよ」
「メカだけに」
【美容だと言い張って】
「うちのお父さんもとうとう頭の脱毛始めたっぽい」
「ハゲたんだね」
【たぶん詩的】
「桜は散り際が一番美しい……」
「抜け毛見ながら言うのやめてよ」
【オシャレな装備】
「見て見て、ネイル付けたの」
「うわあっ、すごく強そう!」
【いくら何でも無理矢理】
「田中さんって愛妻家でかっこいい」
「中田さんって養蚕家でカイコいい」
【間違った美容】
「肌にいいっていうから、初の泥パックしてみた」
「あれって塗るものなの? 私食べちゃったよ」
【間違った美容2】
「日本酒って肌にいいらしいよ」
「え、本当? 私、毎晩酔うまで飲んでる」
「体に悪いよ」
【彼氏へのプレゼント】
「意外なものを誕生日プレゼントにして、とにかく驚かせたいの。何がいいと思う?」
「仏花」
【タイトルが思いつかない】
「今の彼氏、釣った魚に餌やらないタイプの男で、マジ最悪。女は金魚すくいの金魚じゃないっての」
「すくいようのない男だね」
【取捨選択と恋心】
「浮気してないか彼氏の携帯見たら、国家機密に関わるから見るなって言われた」
「彼女より国家選ぶとかサイテー!」
【話し下手な彼】
「うちの彼氏さ、趣味の話ばっかでつまんないんだよね」
「うちの彼氏は、蜂蜜の話ばっかで甘ったるいんだよね」
「……プーさん!?」
【世間話】
「ほんと男って馬鹿だよね」
「でも女も結構馬鹿だよね」
「つまり地球上における人間は、性別問わず皆が馬鹿なのだ」
「やはりこの惑星の生命体は愚かなものよの」
「我々火星人には到底敵わぬな」
【子どもがいっぱい】
「うちの子どもたちは元気でしょうがないんですよ」
「お子さん何人いるんですか?」
「3.5人です」
「まあ! 奥様、妊娠中なんですね!」
【鋭い目】
「そのスカート、実は合金製でしょ」
「よく見抜いたね……あなた何者?」
「そのカーディガン、シルク20%、カシミア20%、コットン70%でしょ」
「よく見抜いたね……あなた何者?」
【優柔不断な田舎娘】
「優子……あんた、あいつと付き合う前、山田と谷口どっちにしようか迷ってたでしょ?」
「べ、別に、そんなんじゃないよっ」
「優子……あんた、あいつと落ち合う前、山と谷どっちの方に進もうか迷ってたでしょ?」
「べ、別に、遭難じゃないよっ」