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【若作り】
「足長おにいさん」
「砂かけねえちゃん」
【対義語】
「膝小僧の反対は?」
「肘お嬢」
【黒いの一言】
「お前の彼女、黒い噂が上ってたぞ」
「お前の家は、黒い煙が上ってたぞ」
【逆転の発想】
「女風呂覗くのは犯罪だから、男風呂覗こうぜ」
「お前天才だな」
【顔色が悪い、をオシャレに】
「フェイスカラーがよくない」
「化粧下地の名称みたい」
【カタカナでかっこよく。サイレント編】
「サイレントスケベ」
「何それ」
「別名、痴漢」
「サイレントカップル」
「熟年夫婦」
「正解」
「サイレントウォーク」
「音もなく忍び寄る奴等」
「あなたは最後までその恐怖に堪えられるか」
「史上最凶のホラー映画」
「近日公開」
【カタカナでかっこよく。シークレット編】
「シークレットブック」
「エロ本」
「三大本能の内の一つなのに、なんで隠さないといけないんだろうな」
「別に堂々としても生きていけるよ」
「シークレットフェイス」
「化粧」
「具体例を挙げるとしたら、お前の姉ちゃ」
「やめろ」
【当然といえば当然】
「お化け屋敷には本物のお化けがいるって聞くけど、意外性がないよな」
「戦場に兵士がいるのとさして変わらないな」
【意外性を見つけよう】
「逆に、お化けがいたら意外な場所はどこだろう」
「……工場の……ベルトコンベアーの上?」
「出荷できるのか」
【別に困らない】
「ピカソの正式なフルネーム知ってる?」
「知らない」
「俺も知らない」
【言い方】
「クマができた」
「つらいな」
「クマンができた」
「かわいいな」
【二番煎じ】
「クマができた」
「異様だな」
「くまモンができた」
「器用だな」
【随所にエレガント】
「A組の美川ってなんか優雅だよな。金持ちだし」
「あいつの家の庭、ホースから紅茶出てくるらしいぞ」
「すげえ!!」
【一種の同音異義語】
「彼女から『アマゾンの秘密を探りたい』ってメールがきた」
「どっちのアマゾンなんだろうな……」
「どっちでも困るよ……」
【オス】
「前の彼女と別れた後くらいかな? 前は無理だったお酢、ちょっと試したら結構イケてさ、今はもうすっかりハマってんだよ。お前も試してみれば?」
「俺そっちの趣味ないから……」
【冗談のつもりが】
「うわっ、腹鳴った」
「すげー音だな。腹の中に何か飼ってんのかよ」
「ちょっと一匹、大きな寄生虫を」
「よ、寄るな……!」
【巻き添え】
「天ぷら、カステラ、田中。この三つの共通点、何かわかるか?」
「わからん」
「どれもポルトガル語が語源なんだよ」
「へえ、そうなんだ」
【彼女できた】
「彼女できたんだけどさあ、その子恥ずかしがり屋なんだよね」
「あ、わかった。画面から出てこないってオチだろ?」
「いや逆。出てくんの。髪で顔隠して、床に這いつくばりながら」
「それって……!」
【男同士の奪い合い】
「くそ、囲まれた……っ」
「もう諦めるんだな」
「さあ、早くそれを渡すんだ」
「お前が独り占めしていいものじゃないんだぞ」
「誰が渡すかよ……からあげについているレモンは俺のもんだ!」