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魔力が強いやつがモテる世界に生まれ変わったのでモテる為にがんばります  作者: 伊右衛門


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第五十八話 静かな興味


 城へ戻る頃には、午後の光が少し柔らかくなっていた。


 職人街を抜け、城下の道を歩き、城門をくぐる。行きと同じ道のはずなのに、帰りは少しだけ空気が違って感じられた。朝は居た堪れなさから逃げるように外へ出たが、今は足取りが少し軽い。木箱の基準化という帰りがけの思いつきまで職人たちへ投げてしまったせいで、生産拠点にはまた大量の仕事が増えた。


 ちょっと悪いことをしたかな。


 ギルは城の廊下を歩きながら、そんなことを思った。


 保存食用の容器、馬車の座席、炭の改良、箱の基準化、荷台の寸法。思い返してみると、今日だけでかなり面倒なものを投げた気がする。職人たちの何人かは苦笑していたし、若手などは昼飯の買い出しだけで妙に疲れていた。


 だが、まあいいか。


 しばらく暇を持て余すことはないだろう。


 何もせずぼんやりするより、何かを作っている方が職人も楽しそうだった。たぶん。いや、面倒だとは思っているだろうが、嫌がっているだけではないはずだ。少なくとも、目は死んでいなかった。


 ギルは自分にそう言い聞かせながら、自室へ向かった。


 レティシアはいつもの位置を歩いている。


 朝の微妙な冷たさは、もうほとんど消えていた。作業場で職人たちと話し、ダリアを案内し、昼にはハンバーガーだのレの一番だの妙な名前に巻き込まれたせいか、彼女の声はだいぶ柔らかく戻っている。


 ダリアは少し静かだった。


 元々よく喋る女ではない。だが、今はいつもの静けさと少し違う。歩く足取りは乱れていないし、顔にも大きな変化はない。けれど、何かを考えているように、時折視線が落ちる。


「どうしました?」


 レティシアが先に気づいた。


 さすがだ。


 ダリアはわずかに顔を上げる。


「いえ、なんでもありません」


 答えは早かった。


 だが、レティシアはそのまま見ている。


 ダリアは少しだけ視線を揺らし、それから小さく続けた。


「少し、驚いただけです」


「生産拠点にですか?」


「はい」


 ダリアは頷いた。


「貴族の方が、あのように職人の方々と話されるとは思いませんでした」


 ギルは横からその言葉を聞いて、少しだけ首を傾げた。


 そんなに珍しいだろうか。


 いや、珍しいのだろう。


 帝国でダリアが見てきた貴族がどういうものだったか、ギルは詳しく知らない。だが、少なくとも職人街の奥で、腰が痛くならない馬車だの、密閉する容器だの、箱の寸法だのを地面に歪んだ絵まで描いて話す貴族は多くないはずだ。


 俺でも少し変だと思う。


 だが、面白いものは面白いのだから仕方ない。


「ギル様は、いつもあのように?」


 ダリアがレティシアへ尋ねた。


 ギルではなくレティシアへ聞く辺り、実に正しい。本人に聞くより正確な答えが返ってくると分かっているのかもしれない。


 レティシアは少しだけ微笑んだ。


「ええ。昔からです」


「昔から……」


「若様は、思いつくとすぐ形にしたがります。できるかどうかは、その後で考えることも多いです」


「おい、レティシア」


「事実でございます」


 柔らかい声なのに逃げ場がない。


 ギルは言い返せなかった。


 ダリアはそれを見て、ほんの少しだけ目を伏せた。笑ったのかもしれない。すぐにいつもの顔へ戻ったが、少なくとも朝のような硬さはなかった。


 そのまま夕食までの時間は静かに過ぎた。


 ギルは部屋で茶を飲み、生産拠点で見たものを思い返し、レティシアにいくつか伝言を頼んだ。保存容器については調理場にも意見を聞く必要がある。蝋の匂い、瓶の扱い、金属容器を熱した時の中身への影響。職人だけでは分からない部分が多い。


 レティシアは一つずつ聞き取り、必要な順番を整えていく。


 ダリアはその横で控えながら、時々小さく頷いていた。彼女がまだ生産拠点のことを考えているのは、ギルにも分かった。灰色の目が、何度か何もない机の端へ落ちる。その先に、職人たちの作業場でも見えているのかもしれない。


 夕食はいつも通りだった。


 父上とは別だったので、朝のような妙な緊張はない。料理は温かく、味も整っている。ギルは生産拠点で食べたハンバーガーと揚げ芋の名残を思い出しながら、それでも城の食事はやはり美味いなと思った。


 風呂も済ませた。


 迷宮帰りの疲れはかなり抜けている。だが、今日は今日でよく歩き、よく喋った。湯に浸かると、足の奥に残っていた重さがゆっくり溶けていく。生産拠点の炭の匂いも油の匂いも洗い流され、肌には温かな湯の名残だけが残った。


 部屋へ戻る頃には、外はもう暗かった。


 窓の外に夜が降り、廊下の燭台には火が入っている。いつもの時間だ。部屋へ戻れば、レティシアが茶を用意している。ダリアは少し離れて控え、必要なら手伝う。最近はそういう形になりつつある。


 だが、扉を開けた時、部屋にいたのはダリアだけだった。


 ギルは足を止めた。


「ん?」


 部屋の中は整えられている。


 茶器も用意されている。燭台の火も適度に落とされ、寝室へ続く扉も閉じられていた。だが、レティシアの姿がない。いつもなら、風呂から戻る頃には当然のようにそこにいるのに。


「レティシアはどうした?」


 ギルが尋ねると、ダリアは少しだけ肩を揺らした。


「いえ、ちょっと」


 答えになっていない。


 ギルは眉を寄せる。


 ダリアの様子が、いつもと違った。


 立ち姿は整っている。だが、少し硬い。顔も赤い。火のせいかと思ったが、耳のあたりまで赤みが差している。視線は一度こちらへ向かい、すぐに茶器へ落ちた。手つきは丁寧だが、いつもの落ち着きに比べるとわずかにぎこちない。


 何だ、これ。


 ギルは部屋へ入り、椅子へ腰を下ろした。


 ダリアは茶を淹れる。


 湯を注ぐ音が部屋に小さく響いた。茶葉の香りが広がる。レティシアほど自然ではないが、かなり丁寧だ。彼女なりに練習していたのだろう。茶器を置く手も震えてはいない。


 だが、時々こちらを見る。


 ちらり。


 すぐ逸らす。


 また見る。


 また逸らす。


 ギルは茶器を手に取りながら、内心で少し困った。


 何だ。


 何なんだ。


 怒っているようには見えない。何かを伝えたいのかもしれない。だが、ダリアは言わない。普段なら必要なことはかなりはっきり言う女だ。帝国から連れてきた時も、納得できないことには顔をしかめた。疑問があれば、静かに尋ねた。


 なのに今は、口を閉じている。


 ギルは茶を飲んだ。


 悪くない。


 少しだけレティシアの淹れる茶とは違う。香りの出方が硬い気がする。だが、丁寧に淹れようとしたことは分かる。


「美味いな」


 そう言うと、ダリアの指がわずかに動いた。


「ありがとうございます」


 声が小さい。


 ギルはますます分からなくなった。


 部屋に沈黙が落ちる。


 外から廊下を歩く遠い足音が聞こえた。燭台の火が小さく揺れ、茶器の表面に薄い光が映る。ダリアは立ったまま、時々こちらを見ては視線を落とす。ギルは茶を飲みながら、何を言えばいいのか考えた。


 今日の生産拠点の話か。


 箱のことか。


 ハンバーガーか。


 それとも、何か失礼なことを言っただろうか。


 いや、思い当たる節が多すぎて逆に分からない。


「ダリア」


「はい」


「何か話したいことがあるのか?」


 ダリアの肩がほんの少し震えた。


 顔がさらに赤くなる。


 あるのか。


 あるんだな。


 ギルは茶器を置いた。


 その時、扉が小さく開いた。


 レティシアが顔を出す。


「おう、レティ――」


 言いかけたところで、レティシアが人差し指を唇の前に立てた。


 静かに、という合図。


 ギルは口を閉じる。


 レティシアはダリアを見た。ダリアは視線を落としている。その様子を確かめた後、レティシアはギルへ目を向け、廊下へ出るよう小さく手で示した。


 何だ。


 何なんだ。


 ギルは立ち上がる。


 ダリアがこちらを見る気配がした。だが、何も言わない。ギルはなるべく自然な顔を作り、レティシアに続いて部屋を出た。


 廊下は静かだった。


 燭台の火が壁に影を落としている。少し離れた角の向こうに使用人の気配はあるが、この辺りには誰もいない。レティシアは扉を静かに閉め、ギルを廊下の奥へ少しだけ誘導した。


「何だ?」


 ギルは声を低くする。


 レティシアは一度部屋の方を見てから、静かに言った。


「ダリアは、若様に興味があるようです」


「えっ?」


 思わず声が出た。


 レティシアの視線が少し鋭くなる。


 ギルは慌てて声を落とした。


「えーっと、つまり?」


 レティシアは小さく頷いた。


「はい」


 その一言で、ようやく意味が追いついた。


 ギルは部屋の扉を見る。


 中にいるダリア。


 赤い顔。


 落ち着かない視線。


 レティシアがいない部屋。


 茶を淹れていた手。


 なるほど。


 そういうことか。


 心臓が少しだけ速くなった。


「いいのか?」


 ギルはレティシアを見る。


 まず、それを聞かなければならないと思った。


 レティシアはギルの専属使用人であり、最初の女であり、ギルにとって特別な存在だ。ダリアを近くに置くことを彼女は受け入れている。だが、だからといって何もかも当然のように進めていいわけではない。


 レティシアはすぐには答えなかった。


 少しだけ目を伏せる。


 燭台の火が彼女の横顔を照らし、睫毛の影を頬に落としていた。


「ダリアなら、大丈夫だと思います」


 静かな声だった。


「本当に?」


「はい」


 レティシアは顔を上げる。


「本日、生産拠点での若様を見て、何か思うところがあったのだと思います。もちろん、それだけではないのでしょうが」


「そうか」


「ダリアは賢い方です。自分の立場も、若様のお立場も分かっております。その上で、今あの部屋におります」


 ギルは息を吸った。


 少し緊張する。


 ダリアは、帝国で奪った女だ。側に置きたいと思った。側室にする可能性もあると告げた。だが、それはギル側の都合でもあった。有能で、知りすぎていて、戻せない。そういう理由が先にあった。


 だからこそ、ダリア自身がどう思っているのかは大事だった。


 レティシアはさらに少しだけ微笑んだ。


「それに、わたくし一人では少し大変なのも事実ですし」


 ギルは言葉に詰まった。


「うむ」


 それは。


 その。


「そうか。そうだな」


 口ではそう答えながら、内心では深く頭を下げた。


 負担かけてごめんなさい。


 いや、本当に。


 レティシアは怒っているわけではない。むしろ少し楽しそうにも見える。だが、その言葉の裏には確かな実感がある。ギルはそれを否定できない。


「若様」


「何だ」


「焦らず、ダリアをよく見てあげてください」


「ああ」


「怖がらせないように」


「分かっている」


 ギルは真面目に頷いた。


 レティシアは少しだけ目を細めた。


「本当ですね?」


「本当だ」


「若様は、時々お分かりになっているようで、分かっておられない時がございます」


「今回は分かっている」


 たぶん、と言いかけて飲み込んだ。


 ここでそれを言えば、また冷たい目で見られる。


 レティシアは何かを察したように見えたが、追及はしなかった。


「では、わたくしは少し外しております」


「お前は来ないのか?」


「最初からわたくしがいると、ダリアが緊張しすぎます」


「なるほど」


 確かに。


 レティシアが横に立っていたら、ダリアは何もできなくなるかもしれない。いや、それ以前に俺が緊張する。レティシアに見られている状態でどうこうするのは、さすがに色々難しい。


「行ってくださいませ」


 レティシアが静かに言った。


 ギルは扉を見た。


 そして小さく頷く。


「分かった」


 廊下の空気が急に重く感じた。


 扉の向こうにダリアがいる。


 赤い顔で、茶器を置いたまま、俺が戻るのを待っているのだろうか。そう考えると、胸の奥が少し熱くなる。


 ギルは扉へ戻り、静かに部屋へ入った。


 ダリアは立っていた。


 さっきと同じ位置ではない。少しだけ寝室側に寄っている。だが、足を踏み出したわけではなく、逃げるわけでもなく、ただそこに立っていた。顔はますます赤くなっている。褐色の肌だから分かりにくいはずなのに、頬と耳の赤みははっきり見えた。


 ギルは扉を閉める。


 部屋の音が小さくなる。


 ダリアは視線を上げた。


 灰色の目が揺れている。


 緊張している。


 それは分かった。


 ギルは彼女を見た。


 髪が少し湿っている。


 肌から、風呂上がりの清潔な香りがする。いつもの旅慣れた革や布の匂いではない。柔らかい湯の名残と、薄い香り。服も整え直されている。過剰に飾ってはいないが、いつもより丁寧に見えた。


 風呂に入ったな。


 つまり、そういうことなんだな。


 ギルの中で、最後の迷いが静かに落ちた。


 これは勘違いではない。


 レティシアの言葉もある。


 ダリア自身の様子もある。


 なら、こちらが変に逃げる方が失礼だ。


「ダリア」


 ギルが呼ぶと、ダリアの肩がわずかに跳ねた。


「は、はい」


 声が緊張で少し上ずっている。


 普段の静かな返事とは違う。


 ギルはゆっくり近づいた。


 急に距離を詰めない。歩幅を抑え、彼女が逃げられる余裕を残す。ダリアは逃げなかった。両手を前で握り、視線をギルへ向けたまま立っている。


「あー……大丈夫だ」


 言葉を選ぶ。


 普段なら軽口で誤魔化すところだが、今はそういう場面ではない。


「必ず優しくする」


「は、はい」


 返事はした。


 だが、あまり信用されていない気がした。


 ギルは少し苦笑した。


「うん、あまり信用されていないな」


「いえ、その……」


「いい。緊張するのは当然だ」


 ダリアが唇を結ぶ。


 ギルは彼女の前で足を止めた。


 手を伸ばせば届く距離。


 だが、まだ触れない。


「嫌なら、今言え」


 ダリアの目が揺れた。


「今なら、何もなかったことにする」


 部屋の中に沈黙が落ちる。


 燭台の火が揺れた。


 外から遠い足音が一度だけ聞こえ、すぐに消える。


 ダリアは握っていた手に少し力を込めた。指先が白くなる。彼女は一度だけ視線を落とし、それから顔を上げた。


「嫌では、ありません」


 小さな声だった。


 だが、聞こえた。


 ギルは息を吐いた。


「そうか」


「ただ、少し……分からないだけです」


「何が?」


「自分が、なぜこうしたいと思ったのか」


 ダリアの声は震えていた。


 それでも逃げなかった。


「今日、若様を見ていて、分からなくなりました」


「俺を?」


「はい。帝国で見た若様は、もっと怖い方でした」


 ギルは黙って聞いた。


「ですが、今日の若様は、職人の方々と笑っておられました。箱の絵を地面に描いて、変な名前を付けて、皆を困らせて……それなのに、皆が若様を見ていました」


 ダリアは言葉を探すように少し間を置いた。


「怖いのに、近くにいると目が離せません」


 ギルの胸の奥が、少しだけ締めつけられた。


 それは好意なのか。


 興味なのか。


 恐怖と混じった何かなのか。


 ギルには断定できない。


 だが、ダリアは自分の言葉で伝えようとしている。それだけは分かった。


「無理に答えを出さなくていい」


 ギルは静かに言った。


「分からないなら、分からないままでいい」


「よろしいのですか」


「ああ」


 ギルは少しだけ笑った。


「俺も、自分のことが全部分かってるわけじゃない」


 ダリアが瞬きをした。


 少し意外そうだった。


「それでも、今ここにいるのはお前だ」


「はい」


「なら、今はそれでいい」


 ギルはゆっくり手を伸ばした。


 ダリアは逃げなかった。


 指先が彼女の肩へ触れる。薄い布越しに、体が少し強張っているのが分かった。ギルは力を入れず、ただ触れたまま待つ。少しして、ダリアの呼吸が一度揺れた。


「ダリア」


 名前を呼びながら、ギルはそっと彼女を抱きしめた。


 最初、ダリアの体は硬かった。


 背筋が伸び、腕も宙に迷ったまま動かない。だが、ギルは急がなかった。片腕で背中を支え、もう片方の手を肩の近くへ置く。強く抱き込むのではなく、逃げ道を塞がない程度に包む。


 風呂上がりの香りが近い。


 灰色の髪が頬に触れる。


 ダリアの呼吸が小さく乱れた。


 少しずつ、力が抜けていく。


 肩の硬さがほどけ、手が迷いながらギルの服に触れた。指先が布を掴む。その動きは弱く、まだ不安そうだった。だが、拒むものではなかった。


「ギル様」


 ダリアが顔を上げた。


 赤い顔。


 揺れる目。


 普段の冷静さが薄くなったその表情は、ギルがこれまで見てきた彼女とは違っていた。帝国で案内役をしていた女でも、船上で怒っていた女でも、生産拠点で職人たちを観察していた女でもない。


 今ここにいる、ただ緊張している女だった。


 ギルは胸の奥で静かに息を整えた。


 可愛いな。


 そう思った。


 口に出せば、たぶん余計に緊張させる。だから言わない。


「大丈夫だ」


 代わりにそう言った。


 ダリアの瞳が少し揺れる。


 ギルはゆっくり顔を近づけた。


 ダリアは目を閉じるのが少し遅れた。迷ったのかもしれない。だが、最後には小さく瞼を下ろした。


 ギルはそっと口付けた。


 触れるだけの口付けだった。


 急がない。


 深くしない。


 ただ、彼女が逃げないことを確かめるように、静かに触れる。


 ダリアの指が、ギルの服を少しだけ強く掴んだ。


 離れると、彼女は目を開けた。


 顔は真っ赤だった。


 それでも、逃げなかった。


 ギルはもう一度、彼女を優しく抱きしめた。


 廊下の向こうで、誰かの足音が遠く過ぎていく。部屋の中では燭台の火が静かに揺れ、茶器からはまだ薄く温かな香りが立っていた。


 ダリアはギルにそっと額を預ける。


 その重さは軽い。


 けれど、確かにそこにあった。


 ギルは彼女の背をゆっくり撫でながら、今夜は絶対に急がないと心の中で決めた。

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