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課金ゲーで推しを育てるより、隣の社畜を「腸活」でイケメンにする方がコスパいい件  作者: 東雲みどり
第6章: 『第2部(続編):最強の遺伝子育成論』

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101/102

第101話:帰国、そして逆輸入

 エマの中学校進学を機に、私たちは日本へ帰国することにした。

 「日本の文化や、同世代の友達との青春も味わいたい」というエマの希望だ。

 成田空港の到着ロビー。

 そこには、数台のテレビカメラが待ち構えていた。

 ネットでバズった「覆面ドラマー」の正体が、実はMIT研究員の娘である日本人の天才少女だとバレていたのだ。

「エマさん! 一言お願いします! 将来の夢は?」

「一ノ瀬さん! どのような英才教育をされたんですか?」

 マイクを突きつけられる私たち。

 蓮が私を庇い、エマが前に出た。

 彼女は動じることなく、流暢な日本語(少しボストン訛り)で答えた。

「英才教育というか……パパとママは、いつも私の『好き』を因数分解して、環境を整えてくれただけです。夢はまだ計算中ですが、世界を最適化する何かになりたいです」

 堂々としたスピーチ。

 そのニュースが流れると、日本中で**「一ノ瀬メソッド」**が話題になった。

 便乗して、私は本を出版した。

 タイトルは**『最強の遺伝子は「腸」と「ロジック」で育つ 〜コスパ最強の子育て論〜』**。

 これがまさかのベストセラーになり、私は一躍、カリスマ教育ママ(?)としてメディアに引っ張りだこになった。

 印税が入った通帳を見せながら、私は蓮にウィンクした。

「見た? これぞ投資回収(ROI)よ」

「さすが美玲。転んでもただでは起きないね」

 私たちは「逆輸入ファミリー」として、日本での新生活をスタートさせた。

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