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1日目-1




『第17=5-47-664-95=8区支部より時空探査局本部!

 5標準時間前より……の乗艦が消息不明、現在捜索中も世界線間の次元時空嵐により困難を極めている!

 至急増援を請う!繰り返す…』




巨大なガス状惑星の衛星軌道上を、更に何周りも巨大な人工のリングが幾重にも取り巻いている。

超巨大な宇宙都市スペースコロニーとも言えるその構造体の、一つの区画ブロックを占めている建造物群の中にある1フロアに、緊急通信が鳴り響いた。




「何だと!?…『ヴァラス=シャーマ』号が!?」


「はっ、はい!

 探査指揮艦『リェデルグェイ=シャラシュネカド』号からの情報によると、

 第17=5-47-664-95=8.2x~5xの間にある並行世界亜空間を航行している所を確認したのを最後に、消息を絶ったとの事です」


「とすると、その付近にある並行世界のどこかに漂着している可能性があるな。

 近隣にいる探査艇を推定遭難領域へ急派して捜索させよう。 

 推定遭難領域に最も近い探査艇を割り出してくれ」


「既に『ファンギュラル』号が推定遭難領域へ急行中と連絡がありました」


「早いな。その探査艇も第17=5-47-664-95=8区支部の所属なのか?」


「はい、実は『ヴァラス=シャーマ』号の僚艇であるそうです」


「そうなのか。いずれにしても近隣支部の探査艇も動員し、捜索隊を結成するよう各支部へ指令を出せ」


「了解しました」




「とにかく、これは下手をすれば帝国多重議会の議題に取り上げられかねん緊急事態だ。速やかに見つけ出さねばならんだろうな」


「しかしこの付近の世界線群は、非常に複雑に絡み合っている上に次元時空嵐が発生しやすく現在まで未踏査でしたので、捜索には困難が伴うでしょう」


「おいおい、『ヴァラス=シャーマ』号は、何だってそんなところに分け入っていったんだ…!?」


「さぁ…噂では、アルウィオネ様の活動に刺激を受けたのではないかと」




「全く何を考えているんだか…あの姉妹は揃いも揃って困ったものだ…!」







- - - - - - - - - -




どどどぉん!!




「わぁっっ!?

 な、なな何だ何だ!?な、何が起こったんだ…!?」




俺はその時、食いかけていたカレーメンをブフォッと吹き出してしまった。


冬期限定販売のカップ麺で中々見つからない商品なんだが、ともかく今はそんな事はどうでもいい。

 

俺はコタツから抜け出して恐る恐るその轟音が響いてきた部屋の押入れにゆっくり近づき、それから少しばかり震える手で戸に手を掛けた。


「この押し入れの中から鳴り響いてたよな…

 まさか…ネズミとかじゃねぇよな…」


何しろ、このアパートは築20年以上の木造で結構年季がいっている。

この2階の部屋より上は何もないのだが、屋根裏に時々ネズミだのが入り込んでいる事があると聞いた事もある。


しかし今の音はネズミというよりももっと大きな動物か何かが天井を打ち破ったような感じであり、

俺は若干腰が引けながらも、押し入れから何が飛び出してきても対応出来るように気合を入れ直してから、ゆっくりと押し入れの戸を横に引いた。




ゴロン!


「ヒィイイイっ!…!?」

大きなモノがボテっと床に転がり落ちたので、心の準備をしていたはずの俺は思わず後ずさる。


しかし一瞬遅れて、その床に落ちているモノを視界に入れると、その時こそ腰を抜かさんばかりに驚いた。




押し入れの中からまろび出てきたのは、女の子だった。いや、エルフだった。




- - - - - - - - - -




「!?!?!?」


頭の中で、なぜか今日1日の出来事をパノラマ状にした走馬燈が駆け巡る。




今日も土曜だというのに朝8時前に出社し、夜11時の終電ギリギリに帰宅した。

そして今こうして録画していたアニメを見ながら遅い夕食を食べている。


世間的にはブラック企業と言うべきだろう、しかも去年からの新型コロナ大流行の最中でもテレワークにならず、出社対応を続けていた。

流石に最近は労基法だのが煩いので、2徹3徹とかは無くなったのだが…

しかしそれでも、正社員で就職出来るだけまだマシだと思うし、終電で帰れるという境遇に俺はむしろ感謝している。


帰り道の時、深夜の星空を見上げながら帰るのが普通だ。

俺の住むアパートまでは住宅街を通るが、だいたい街灯が少なく暗いのだけど、

高校や大学の頃はオカルト研に所属してた位なので、幽霊など怖くもなくむしろ出てきて欲しいとさえ思っている。


まあ俺としては、UFOとか宇宙人の方がファンタジックで好みだ。

だから最近は星を見てばかりいたし、もちろん宇宙や天文学にまつわる書籍だとかSF小説とか、あとアニメなんかも好きでよく見ている。

もちろん正統なファンタジー系も好きだし、時間があればゲームもやる。


それに俺は時折、さらに大昔…の事を思い出す事が多くなっていた。


そうしている間だけ、俺は日々の仕事の疲れを忘れていられるのだ。




しかしそんな事ばかり考えていたから、ついに自身の妄想で幻覚が見えるようになったんじゃないかと、俺は目を何度もゴシゴシと擦った。


だが、幾ら擦ろうが顔を洗おうが、押し入れの前に女の子…いやエルフみたいな子が寝転がっているという現実は消えてくれない。




- - - - - - - - - -




俺は、まじまじともう一度、その女の子の顔を見回した。




いや、だってエルフとしか言いようが無い。


その女性の顔立ちは整ってて、白人とも日本人ともハーフとも言えそうだ。

あどけない表情は少女っぽさがあるけど、実際何歳かなんて寝ている顔だけじゃ分からない。


ただでさえ少女が転がっている床のあたりは、押し入れとベッドの間にあって狭いので部屋の明かりが届きにくくなっているし、

長い髪が乱れつつ少女の顔を覆ってしまっているので表情が読み取れないのだ。


だけど何よりも耳!耳が尖ってる!

暗い所でもよく分かる、大きく横に伸びた形はまさにエルフだ。




「ん…んん」


俺の足元で、横になったエルフもとい少女が少しだけ悶えた。


「な、何でこんな押し入れから…?

 はっ!!も、もしかしたら…!

 お、おい!!君!!だ、大丈夫か!?どこか痛いのか?」


少女が何か事件か事故にでも遭ったのではないか?

そう思った俺は、彼女に呼びかけつつしゃがみこんで、その華奢そうな肩あたりにそっと触れてみた。


「う…うう」

どうやら、やはりどこか怪我をしているらしい。


そもそも、エルフなんて現実のこの世界に居るわけが無いんだし、

普通に考えたら、コスプレした女の子が事件か事故に巻き込まれたと考えるのが常識だろう。


現実に立ち返った俺は、途端に背筋がヒヤリとした。




しかし、それにしては何故俺の部屋の押し入れから出てきたんだろう…


この押し入れは1畳分の面積があり上下が分かれているが、彼女は上の方から転がり出て来たのは明らかだ。

というか下の方はもうダンボール箱で一杯になっていて、人間の入るような余地は1人分も無い。まぁ上だって大した空間は無いのだが。


俺が帰って来る前に勝手に部屋へ入って来て、今まで隠れてたのか?

いや、それは無いはずだ。玄関の鍵は俺が帰って来た時は締まってたし、

部屋の窓とかも、この冬の間は冷気が外から入ってこないように普段はピッタリ閉じていて鍵もガッチリと締めている。


それに思い出してみれば、ついさっき帰って来た時にこの押し入れの反対側にあるケース棚へ雑用書類を突っ込んでたのだが、

人間が隠れていたのなら、その時にまず間違いなく気づくはずだ。

つまり、彼女はついさっきこの押し入れに入って来た事になる。


とすると、押し入れとどこか別の部屋が繋がっている?


確かこのアパートは木造の2階建てで上の方がスレートの三角屋根になっていて、自分が居るこの2階の天井から上は屋根裏になっている。

そうすると、隣の部屋とも屋根裏が一続きになっているのだろうか。

何しろ古い構造のアパートなのだ、どこぞの問題になった施工会社物件と構造的に大して変わらない可能性もある。


とすれば、隣の部屋で何か事件でも起こって、そこから命からがら逃げてきた女の子が屋根裏を伝ってここまで逃げてきたのかも知れない。




そう仮定して、改めて彼女の姿全体を見回すと、

どうやら妙なウェットスーツのようなものを着用し、その上にジャケットを羽織っているように見えた。


どちらも、黒っぽいが何やら光沢のある生地をベースに、所々が虹色の光るラインで縁取られていて、なかなか未来的なデザインだ。

既製品ではもちろん見た事もない服装だし、これが自作のコスプレ衣装だとすると相当金を掛けて作ったのだろう。


ただそのウェットスーツのようにぴったりした着衣は彼女の綺麗なボディラインを露わにしており、

それにしっかりと出るところは出ていて、引っ込んでいるところはちゃんと引き締まっている。

いわゆるモデル体型と言って良いだろう。


しかしそれもあちこち泥やホコリに塗れ、ところどころが焦げたようにボロボロになっている。

どちらかと言うと単に事件に巻き込まれたというより、火事か何かに巻き込まれたような感じだ。




俺はハッとして、近くの窓をガラッと開けて隣を覗き込んでみた。


しかしこちらのアパートはどこもシンと静まり返っていて、暗がりではあったが隣部屋とかから煙が出ているようには見えなかった。

辺りを見回しても火事になっている建物は一切見当たらない。


それを何度も確認してから、俺は外気の寒さが辛くなってきたのでパタンと窓ガラスを閉めた。




- - - - - - - - - -




「い、一体どうしたんだろうこの子は…

 おい!!しっかりしろ!!」


俺は思い切って彼女の肩を揺さぶってみた。


もし何か頭を怪我していたのなら、あまり良くはない行為なのだが

俺も気が動転していて、冷静に考えられなくなっているのだ。


何しろ俺にとって、こういう状況に遭遇するのは初めてなのだから仕方がない。


「と、とにかくまず救急車を…」

ここに来てようやく俺は救急車を呼ぶ事を思い立ち、スマホを取り出した。




「…==|-、…=|||=|」


俺のスマホを握る手に別の手が触れてきた。


「え…!?

 おい、君!!大丈夫か!?しっかりしろ!!」


「|=|-=、|==|=…」


「え、えっ?な、何だって…!?」

「||=|-|||==|、||=|-|||==|」


彼女は、首を弱々しく横に振った。


スマホで電話を掛けようとする手を押さえようとしている事から、

ひょっとしたら俺がスマホで救急車を呼ぶのを止めて欲しいのかも知れない。

しかし、外国語らしい彼女の言葉は全く分からなかった。


「|=|-=、|==|=…」

「えっ、いや君、怪我してるじゃないか!!早く病院に行かないと」




動転する俺の顔を見て、何かに気づいたのか

彼女は自身の首に付いているチョーカーのような銀色の帯に指を触れた。


『|-||-|=ァア”あ…だ、ダメでず…』

「へ、へぇっ!?」


突然の日本語に、俺は目を丸くした。


『いヤ…です…21…世”紀日”=本の…こコの、医療、機関ば…だメ…』


「へ…!?な、何でだよ!?明らかに君は怪我をして…」

『だ、大丈夫”、でス…それより、ヲ願いィが、あるのノですが…』


「お願い?」


『コの、貴方の部屋に…少じの間だケ…匿っで…下さい…』

 それで、怪我は、すグに治しますかラ…」


「…はぁ!?」

なんと、とんでもないお願いだった。




「か、匿えって突然言われても……

 っど、どどど、どうしよう…!?」


まさか、こんな美少女を家の中に匿うなんて最近の世相的にかなりヤバイ状況になる事は間違いない。

もし彼女が未成年とかだったりしたら、確実にポリスメン案件だ。


それにもちろんながら、二人で居るにはこの1DKの部屋は狭いし、何よりもズボラな独身男性の所帯なので汚すぎるのだ。


俺は躊躇するあまり、目線を周囲と彼女の間で激しく往復させた。




- - - - - - - - - -




『ヲ…お願ィ…しマ…す…』




彼女は俺の腕を弱々しく掴んで、すがるような声で呟いた。


「わ…分かった…分かったから」

困り果てた俺の顔を見て、一瞬だけ僅かに安堵するような表情を浮かべたが、

それもつかの間の事ですぐにまた気を失ってしまった。




「参ったな…本当にどうしよう…」


俺はとりあえず床に転がったままの彼女を持ち上げて運び、俺のベッドの上に寝かせた。

少しためらってから、彼女の額や頭にゆっくり触れてみる。


「…ウッ」

彼女が微かにうめき声をあげた。

やはり、どうやら頭を打っていたらしい。痛がる部分をそっと触れてみると、たんこぶのようなものが出来ているのが分かった。


「ううむ…本当ならやっぱり病院に運ぶべきじゃないかと思うんだけど…

 もし脳挫傷とか、あとはえーと、硬膜外出血?だっけ、そういう事になってたらマジでやばいしなぁ…」

俺は、アニメとかで得た少しばかりの医学知識を必死に思い出しながら考えた。


「こういう場合は…えーと…」


とりあえず、洗面器に水を入れてそこにタオルを浸し、軽く絞ってから彼女のススが付いた顔を拭ってやる。

それから患部と思しきところに濡れたタオルを当てた。冷やしたところでどうにかなるとは思えないが、何もやらないよりはマシだろう。


また、彼女が羽織っていた銀色のジャケットやブーツもゆっくりと脱がした。

ジャケットは普通に脱げたのだが、ブーツの方はボディスーツと連結したような構造になっていて簡単に外せなかった。

しかし、試行錯誤の末にふくらはぎの連結部分にあるボタンのようなものを押すと、パチッと音がして簡単に連結が外れ、ようやく脱がす事が出来た。




俺はその後もしばらく、ベッドで気を失ったままの彼女を見守りながら時折タオルを濡らし直して額に当てがったりしていた。


するとその時、何となく天井の方から何かが覆いかぶさってくるような気がしたので、ふと真上を見る。


「……!?」


そこには、よく分からないものが浮かんでいた。




- - - - - - - - - -




「うぇええ!?何だコイツは!?」


俺はまたしても腰を抜かさんばかりに驚いた。


何しろ、天井付近の空間から滲み出るようにして出現した”それ”は、金属製の鋼球型UFOみたいな体に魚のような胸びれと尾びれがくっついた姿をしていて、

例えるならUFOが幽霊になったような感じなのだ。




その謎の生き物?は、ふよふよと空中に浮かんで泳ぐようにして移動しながら、ベッドで寝ている彼女の方へ近寄っていく。

そして鋼球の底部から、まるで金属で出来た触手のようなものが、一本にゅるんと飛び出してきたのだ。


「お!?おおい!!止めろ!!か、彼女に触るな!!」


俺はその何だか分からないUFOの幽霊もどきから放たれる触手を彼女に触れさせまいと、必死に手を振り回して叩こうとした。


「ぐぐっ!?」

しかし、ソイツからまたも触手が、今度は何本も出てきて俺の腕にぐるぐると巻きついて動かなくした。


「っく、クソッ離せっ!!」


俺が一気に身動きが取れなくなってしまった隙に、触手の一本がついに彼女の首元に触れた。




「……っ」

「あっ…目が覚めた!?」


触手が触れた次の瞬間、失神していた彼女が目を開けたのだ。

彼女は、そのままゆっくりと首をこちらの方に向けて俺の方を見た。


「…|-|||=-|-|==!!」


彼女は触手にがんじがらめになった俺を見て、すぐに状況を理解したのかキッと真上の方を睨みつけた。

そして鋭い声で、その天井近くにいる幽霊もどきに叫びかける。


するとその幽霊もどきは何とすぐに触手をほどき、俺を解放したのだ。

まるで、彼女の外国語による命令に素直に従っているようだ。


そして俺が見ている間にソイツは、現れた時と同じようにして空間へ溶け込んでいくようにして消えていった。




彼女はそれを見届けると、ややぼーっとした表情でゆっくりと上半身を起こす。

その時に彼女の額からぽろっと落ちた濡れタオルを見て、目を丸くした。


「あ、あぁえーと、俺はそれ位しか手当出来なくてね…ほんと医療の心得なんかなくてゴメン」

俺が頭を掻いて謝ると、彼女は一瞬だけ微笑むような表情を浮かべた。


『手当てヲ…しテ下さッたノですカ…?

 あ…アリガとウございます…感謝シていまス…』

彼女はまだ少しふらつくような感じだったが、ゆっくりと頭を下げる。


「あーいいよいいよ!そんなんしかほんと出来なかったし!

 それよりも…頭とか、もう痛くないかい…?」


様子を伺う俺に対し、彼女は頷いた。

『もウ大丈夫でス…今から自分デ治シますので…』


怪訝な表情を浮かべる俺に、彼女はまた微笑みかけたあとで、

彼女の左腕に付けていた腕時計かスマートウォッチのようなものをもう片手で操作し始めた。




その時の俺は今日一番の、いや人生で一番驚く瞬間に立ち会ったかも知れない。


彼女が何かのスイッチを押した瞬間、瞬く間に彼女の周囲に光る丸い結界のような物が取り巻いて、

続いて彼女自身の体と服が眩くばかりに光り始めたのだ。


そして、見る見る間に彼女の服の汚れや傷、ボロボロになっている箇所が綺麗になり、修復されていく。

脱がせて脇に置いておいたジャケットやブーツも同時に綺麗になっていくのだ。


「わ、わぁあああ!?」

俺は思わず叫びながら、

しかし頭の片隅では一瞬だけ、”何か”を思い出しかけたような気がした。




「君は…いったい、な、何者なんだ…!?

 どこからやって来たんだ!?」


身体を取り巻く光が消え、すっかりと綺麗な姿になった彼女に、

俺は恐る恐る問いただした。


『………』

彼女はちょっとだけためらうように口をつぐんでいたが、それから覚悟を決めたかのようにゆっくり口を開いた。




『…そうでスね…アなタは、

 異ジゲ…いエ…宇宙?…かラ来た、と言ったラ、信ジてくれまずか…?』


「…え?」




『私は…宇宙じン、

 …この世界ノ地球人からすれば、宇宙人、のようなものダと思ってくださイ…』


「う、宇宙人!?」

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