ゲーマーの戦闘
初手は俺だった。俺は素早く『ウォーターピストル』を放ち、猿を仕留めた。しかし、血を出しながらも猿は耐えていた。それは、グロく、吐きそうになるが、俺は耐える。俺は無慈悲に『ウォーターカッター』を放ち、猿は崩れ落ちた……。
「ウエェェェ……」
猿の死体を見て俺は吐いてしまった。少し落ち着くと、俺はステータスを確認した。
名前 堺 大和
称号 【無慈悲】(new)
レベル1→3
種族 人間
性別 男
年齢 16
〈基礎能力〉
体力295
MP415
筋力61
防御49
知力100
素早さ80
ステータスポイント:10
能力〈異世界の頭脳〉〈鑑定〉〈初級炎魔法〉〈水魔法〉〈万武〉〈状態異常無効〉〈身体能力強化〉
加護:〈慈愛の神の加護〉
「ふぅ……やっぱりレベルアップしてたか…で、MPが減ってないってことはレベルアップ特典かな?よくある、レベルアップで全回復のやつだろう。と、新しいのが増えてるな〜っと、【無慈悲】?……さっきのか…いや、でも生きる為には仕方がなかったからなぁ…ま、世間から見たらそう思えるのかな。ま、世間が誰かは知らないが。でも、今回の戦闘を基準にすると、俺は結構戦える方だと思う。ゴブリンに勝ってた猿を仕留めたからな。ただ、魔物のレベルがわからないからそこは注意していこう」
大和はそう言って次に切り替えた。
「さて、と。次は街を目指そうか…流石にサバイバルはきつい」
そう言って大和は拠点に「ありがとうな」と言葉を添え、拠点をあとにして街探しに向かった。