ゲーマーのココロ
なろう様に投稿させていただきます。ただ、ガチ勢ではないので、上手い表現などは出来ないと思いますので、そこは暖かい目で見てもらえると嬉しいです。
俺は堺大和。高校二年生だ。と言っても、二年になってからは高校に行っていない。世間でいう引きこもり状態だ。そもそも俺がこうなったのには理由がある。……それは高校受験が終わったときのこと。俺は早くに父を亡くしていた。母はとても辛そうに働いていた。生活も苦しかったため、俺は猛勉強をして、奨学金制度の学校を受けた。合格発表のとき、自分の番号があるのを見て、喜んだ。嬉しさで満杯の俺は、これを母に話した。しかし、俺は母にこんなことを言われた。
「アンタ、これから一人で生きていけるわね?義務教育も終わったし」
最初は戸惑っていた。なんて返せば良いのかが分からなかった。どういう意味かも。だが、すぐに理解してしまう。母はこう言った。
「アンタ、いらないのよ。あんな父親の血を引いたクソなんて、私には要らない。この家もあげるわ。クソの住んでたとこなんて住みたくないから」
「え?か…かぁさ——」
「黙れ!アンタは私の子じゃ無い!」
そう言われたとき、俺は生き甲斐を失った。
「私は再婚するわ。誰とは言わないけど、それはそれはお金持ち。…ついてくんじゃねェぞ」
バタン。その音が鳴り響いて俺は一人になった。
あれから、俺は何とか生きてきた。バイトから始まり、株取引など、ギャンブルに手を掛けていた。そこで金を稼ぎ、今では莫大な金を持っていた。しかし、俺はこの世界が嫌いだ。そんな中で唯一の救いがゲームだった。そして、没頭していくうちに、いくつかのゲームで世界一になる程にもなった。
だが、それがどうということもない。俺はそう思いゲームをしていた。そのときだ。……この部屋に光が溢れていた。
「な、何だよ……何なんだよ!」
次の瞬間、俺は暗い場所にいた。目が慣れてくると、囲んでいたのが森だと分かった。ゲームをしまくったからか、こういうのは自然と分かってしまう。
「あぁ、俺は異世界に来たのか」
一定のリズムでの投稿は出来ませんが、投稿していきたいと思います。