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朽ちた玉座の骸骨王  作者: 半信半疑
第二章
28/52

4 偽りなき真実の証明

<前回のあらすじ>

 ツルギが犬のような生き物を拾ってきた。

 可哀想なので、一緒に住むことにする。

【コボルン】と名付ける。「わおん!」

「ところで、ツルギに聞きたいことがある」

「なに?」

「さっきの話なんだが、コボルンが人間達に襲われていたと言っていたな?」

「そう」

「わふん」

「どうやってその場を切り抜けたんだ? お前、一人だったんだろう?」

「もちろん、たおした。さんにん、よわかった」


 そうか、倒したのか。まぁ、ツルギもあの五人との戦闘を経て強くなってるからな。傷も見当たらないので、今回の戦闘は圧倒的だったのだろう。さすがツルギである。


「わおん、わおーん、わふ」

「どう、いたしまして」

「ぴぎぴぎ」


 コボルンがツルギにお礼を言っている。ツルギはちょっと照れているようだ。ピッギーは二人を見ながら頷いてる。そうだな、尊い光景だな。

 コボルンは感極まったのか、ツルギに抱き着いた。ピッギーもどさくさに紛れて抱き着いている。いやー、尊い

 しかし、コボルンの毛が汚れているので、悲しいことになっている。三人はどうやらそのことに気づいてはいないらしい。


「ははは、抱き着くのは良いが、皆汚れてしまっているぞ」

「わふー」

「あちゃー」

「ぴぎー」


 ふむ、そろそろ夕方か。


「丁度良いから、全員で風呂にでも入るか」

「わふー?」

「あるじ、それいい、すごくいい」

「ぴっぎー!」


 コボルンは首を傾げているが、ツルギとピッギーは賛成のようだ。

 特に、ピッギーは飛び跳ねている。お前、風呂に浸かるの好きだもんなー。かく言う私も大好きなんだが。


「じゃあ、風呂場に行くか」


 私は【フロート】で椅子を浮かしながら、三人と共に風呂場に向かった。


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