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異世界勇者ガチャがハズレしか来ない問題  作者: このさく
異世界勇者ガチャが外れしか来ない問題編
8/13

真の救世主

すいません昨日あげた、箇所は間違いでした。


この話は昨日あげたものと同じ内容です。

この話の前に新しい話が入りました。

そちらを先にご覧ください。


異世界勇者ガチャがハズレしか来ない問題の最終回ですよー


ボーソは迷っていた。

ボーソにはこのまま輪廻の輪ガチャから真の救世主を引けるまで廻し続けることが最前なのか判らなかったからだ。


だがそれ以外の手段を思いつかず、結局ボーソは、輪廻の輪ガチャを廻した。


「なんだよ。助かったのかよ。オレってばメッチャラッキーだぜ」


今度の救世主候補の性別は♂だ。


ボーソはどこから会話を切り出せばいいのか判らず口を開けられないでいた。


「おい、あんた誰だよ?ここどこだよ?ひょっとしてあの世ってパティーンじゃないだろうな」


こくこく、ボーソは頷いた。


「じゃあ、あんたが地獄の鬼か?親よりも先に死んだからって無限に石積みでもさせるってのかい?」


ボーソは困惑した。


「えっ、なにそれ辛い」

ボーソは無限石積みを想像して思わず口を開いてしまった。


「あんだよ、しゃべれんのかよ、言っとくがおりゃぁビタ一文、六文銭一つ持っちゃあいないぜ」 


そう言って男は財布を逆さにしたが、なにも落ちてはこなかった。


「で、お前はどこの誰よ」


「私はボーソ、神様だ」

ボーソは小さな声でうつむいて言った。


「ふーん、神様ねえ」

男は疑うような目でボーソを見た。


その目は今のボーソには強すぎた。

ボーソはすっかり怯えてしまった。


「まあ、いいか。で、俺になにをしてくれんの?」


男は、さっきとは一変ワクワクした視線をボーソにぶつける。


「異世界で能力付きで蘇らせます」


ボーソは自分を奮い立たせようと強い口調で言った。


「ふーん、そんだけ、でもそんなおいしい話あるわけないな、これは詐欺で、お前は詐欺師、そうだろヴォーセォ」


「ヴォーセォ、ヴォーセオ、詐欺師のヴォーセォ、詐欺師、詐欺師、詐欺師のヴォーセォ」


この言葉はボーソがつづるに出会う前ならばボーソの心に響くことはなかったのだろう。


だが、今のボーソの心はとてつもなくもろい。

ちょっとしたきっかけで壊れてもおかしくないような。


その結果ボーソは、放心状態になった。


放心状態になったボーソを見て男は「冗談だよ。本気にすんなよ。じゃあ、ちょっくら異世界行ってくるわ」

そう言った。


だがボーソが放心状態にあった関係で彼はなんの能力ももらわずに異世界へ飛ばされてしまう。


果たして彼は【能力無し】で世界を救えるのか、乞うご期待。


総評


あれ、いつの間にかいなくなってる。

どこ行ったんだろう?


というか、さっきの男は本当に存在したのかなあ?



ボーソはもう一度無心なまま輪廻の輪ガチャを廻した。


閻魔(えんま)様、私の舌を抜いてください」


またも男だ。


ボーソは作者に祈る。

今度こそ私が愛する世界の民を護る救世主を出してください。


それは、あなた次第ですよー ボーソさん。


どういう意味だ。


これ以上は私の口からは言えないのですよー


「えっとー、閻魔様、私の生前の悪行はかなり恐ろしいものです。自らの病気の治療費を稼ぐためにお年寄りに息子と偽って金を振り込めさせるような人間でした」


だがボーソは閻魔様がなんなのか知らなかった。


「えーと、私は君に私の世界を護ってほしいのだが」


そのためボーソは、トンチンカンな返答をしてしまう。


「いい加減にしてくれ、私は、私の罪を償いたいんだ世界を護るのなんて勝手に自分でやればいい」


男もボーソのトンチンカン具合に気がつき、半ば呆れて感情的に自分でも意味の分からない言葉の羅列を吐いた。


だがこの言葉はボーソをものすごく感心させていた。

でもボーソの天の邪鬼かつ冷静な部分が一つの反論を形作った。


「でも、私が介入すると因果率の関係が」

「知らん、それに、そのハードルを越す手段はないのか」


言葉を遮られてボーソは少々不機嫌になるも、因果率の問題を解決する手段をボーソは模索し始めた。


これまで救世主候補で間接的にアプローチすることで因果率の問題を解決しようとしてきたが、それ以外でメジャーな手だと受肉するとか?


あれっ、これっ、強くね!


だって救世主候補より私が行った方が強いし、確実だし、良いこと尽くめすぎない!!


もうこれでいいや、救世主が見つかった。

こんなに近くにいたんだ。

盲点だった。


「どうしたんだ?」

男はボーソに聞く。


「問題が解決したんだ。とびきり大きな『異世界勇者ガチャがハズレしか来ない問題』が!」


ボーソはとても興奮した調子で言った。


「へぇー、それで」

男は至極興味なさそうに言った。


「ありがとう。そして、さようなら」

ボーソはそう言って奥のふすまを開けた。


そうしてボーソは自らの愛する世界に住む民を護るため自らの愛する世界へ受肉して飛び込んだ。


残された男は、ボーソが消えたことにより崩壊を始めた和室に、巻き込まれて昆布に転生した。



ボーソは思った。

これから私の救世主伝説が始まるんだよな。

ということはタイトル変えなきゃ、例えば『異世界勇者ガチャがハズレしか来ないので神様自ら、出向いてみた』とか


じゃあタグ変もしないとな!!


第一部 面接編 完

                        続く


異世界勇者ガチャがハズレしか来ない問題の最終回とは言ったがガチャハズの最終回とはこのさく言ってないですよー


あと、タイトルをネタバレ防止のため元に戻したのですよー

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