表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/104

91話:王の記録、欺かれし真実

ハクたちが第四層の記録の最奥で発見したのは、一つの禁じられた記録だった。


記録の書庫、その最深部──そこにあったのは、「王の即位式」に纏わる記録。だがその記録には奇妙な空白があった。


「映像記録が……一部欠損してる?」ナギが眉をしかめる。


ジノが端末を操作しながら口を開いた。「いや……これは意図的に改ざんされた痕跡だ。記録の時系列が不自然に連結されている」


やがて、ハクが見つけたもう一つの情報──“裏王命”と刻まれた隠し文書。


それは、“王”の名のもとに、神則流を『存在しなかった者』として国民から記憶ごと抹消する命令だった。


「……この国は、“記録”によって作られている」


ナギがぽつりと呟く。


「理とは記録。ならば記録を歪めた時点で、国の理は偽りでしかない……」


その瞬間、巨大な揺れが図書院を襲う。


「来たか……!」ハクが木刀を抜く。


影の中から現れたのは、“記録監視者”たち──王直属の抹消部隊。


「記録に触れし者、消去対象と認定──」


風が吹いた。だがその風は冷たい、刃のような警告だった。


「ここを通すわけにはいかない。真実は、俺たちで繋ぐんだ」


ハクたちと記録監視者との戦いが、ついに幕を開けた──!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ