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プロローグ「追放系主人公ですか?」




 サミュエル・シャイトは、スカイ王国宮廷魔法使いであり、王弟ロイグ・アイル・スカイの息子であり、王女ステラ・アイル・スカイの夫であり、リーゼロッテ・ウォーカーをはじめとしたスカイ王国の重鎮貴族を父を持つ令嬢たちの夫でもある。


 ――そんなサミュエル・シャイトが追放される。


 これには、この場に集まる貴族の大半が驚き、ざわめいた。

 それもそのはず、彼の功績はあまりにも大きすぎる。


 現在、ウルリーケ・ウォーカー・ファレル、レプシー・ダニエルズ、デライト・シナトラという規格外の宮廷魔法使いがいる。

 魔王遠藤友也、ロボ・ノースランドもスカイ王国の民としている。

 準魔王ゾーイ・ストックウェル、カルミナ・イーラ、魔族ボーウッド・アットラックもスカイ王国の一員として生活をしている。


 戦力が国の全てとはいうつもりはない。

 しかし、戦力が整っている国は、それだけで防衛になる。


 だが、現在のスカイ王国の戦力は、サミュエル・シャイトの縁で集まっている。

 特に魔族や竜だ。

 挙げ句の果てには、信仰を集める女神エヴァンジェリンはサミュエル・シャイトを「ダーリン」と呼び慕っている。


 ――だというのに、サミュエル・シャイトを追放したらどうなるのか、わからないのか?


「――へ、陛下! あまりにもそれは」

「待つのだ。これは儀式である」


 儀式とはなんだ、と貴族たちがざわめく。

 クライドは、静かに言葉を続けた。


「そなたには世話になった。残念だが、これも宿命だと思って受け入れて欲しい」

「……わかりました」


 サムは、深く頭を下げた。

 貴族たちのざわめきが大きくなる。


「今まで、お世話になりました」


 サムはそう言い立ち上がると、クライドに一礼し、貴族たちにも頭を下げると背を向けた。

 ゆっくりと玉座の間から出て行こうとするサムを引き止めようとする貴族はいたが、周囲の貴族たちに止められてしまう。

 ついに、サムの姿が玉座から消えた。

 ひとりの貴族がクライドに声を張り上げようとした時、ひょこっと、サムが顔を出した。


 ――なぜ?


 声を上げようとしていた貴族をはじめ、貴族たちがぽかんと不思議そうな顔をした。


「――サムよ、強くなったのであるか?」

「いえ、特に変わりはなく」

「ふむ。初代の残した文献に追放すると強くなると書かれていたので、今後の戦いのためにサムを追放してみたのだが……失敗のようであるな!」

「……追放系ってこういうことじゃないと思うんですよね」


 どこか疲れた顔をして呟くサムに、一同は何が起きているのかわからず、「説明しろ!」と口々に叫んだ。






 シリアス先輩「こ、このおっさん、追放系主人公を何か勘違いしていやがる! シリアスだ!」


 速報:陛下、サムをパワーアップさせるために追放してみる!


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挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


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― 新着の感想 ―
シリアス先輩、このしょ~~~~もないビンビンを追放したいです… ひょっとして向島市へ異世界転移するかも?と思った自分を助走付けて殴りたい…
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