表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2030/2077

109「覚醒の時間です、か?」②





 ――さあ、仲直りの時間です。


「いえ、あの、言い直さなくても。そもそも僕はラッキースケベさんと仲違いしているつもりは……なんだよ、ラッキースケベさんって!」


 姿が見えぬ声の主を「ラッキースケベさん」と呼んでみたものの、友也自身が意味がわからないと叫ぶ。

 なぜラッキースケベに意思があるのか。

 最初から意思があったのか、後天的に意思が生まれたのか、どちらなのかも気になる。


 ――私はずっと見守っていました。

 ――あなたのラッキースケベ具合に「まだまだ」と思うこともありました。

 ――時には、あなたのラッキースケベに失笑したことも、腹を抱えて笑ったこともあります。


「――――おい」


 はっきりと笑っていたと言われたら、温厚な友也であっても怒りを覚える。


 ――私を使いこなせず、前世でも、今世でも辛い思いをしたことは承知しています。

 ――そのことに関しては、申し訳ないとも思います。


「謝ってくれるなら、まあ、そこまで文句を言うつもりは」


 ――私の力が強すぎることが本当に申し訳ない。

 ――あなたが使いこなせないとは思っていなかったので、本当に申し訳ないです。


「これ謝ってないですねぇ。むしろ、煽っていますねぇ」


 ――私としては、まだあなたがラッキースケベを使いこなせていないことが不満です。


「……使いこなせて何の意味が?」


 ――かつてあなたはラッキースケベを使い多くの敵を倒し、魔王に至りました。


「否定はしません。使えるものは何でも使わなければ生き残ることはできなかったのですから」


 ――責めているのではありません。

 ――ただ、私は不満なのです。

 ――あなたは、まだ、――本当のラッキースケベを知らない。


「やめて! 不穏な気配しかしないんですけど! 今のラッキースケベだけでも持て余しているのに、これ以上ラッキースケベが凄いことになったら大事件ですから!」


 ――安心してください。


「安心できる要素がねえよ!」


 ――あなたはラッキースケベを二割も使いこなせていないのです。


「二割、だと!? 二割でこんな酷い目に遭っているんですか!? 僕と被害者に謝ってください!」


 ――めんご。


「謝る気なくても、ちょっとくらい謝るふりをしたらどうだ!?」


 ――まあまあ。そんな血圧を上げないでください。


「お前のせいだよ! そ、それよりも! ラッキースケベがこれ以上、力を発揮したらどうなると言うのですか!?」


 ――そうですね。

 ――あなたが思う、酷いラッキースケベを想像してください。


「…………しましたけど」


 ――軽く、その十倍のラッキースケベが起きます。





 ぱたん。


 魔王遠藤友也はショックでその場に倒れた。






 ラッキースケベ深掘りします! お楽しみに!


 シリアス先輩「誰得だよ!? シリアスすぎだろ!」


 〜〜宣伝させてください!〜〜

 ブシロードコミックス様より「異世界から帰還したら地球もかなりファンタジーでした。あと、負けヒロインどもこっち見んな。」1巻が発売となりました!

 コミカライズ最新話8―2が公開となりました! 何卒よろしくお願いいたします!


 また、ピッコマ様にてコミカライズ『この度、公爵家の令嬢の婚約者となりました。しかし、噂では性格が悪く、十歳も年上です。』の連載が始まりました。

 1話〜4話まで公開されております!


 そろって何卒よろしくお願いいたします(●´ω`●)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
余所の世界の神々たちよりも邪悪だと思うの。(被害的に)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ