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スクールライフCREATORs  作者: 石原レノ
生徒会の依頼
20/24

開催

「これより、天ノ華高校文化系部活祭『華楼祭かろうさいを開催します」

生徒会長である篠飛良凪咲しのひらなぎさの言葉と同時に、体育館に集まった全員が拍手をする。全体に鳴り響く音に耳がビリビリと言うほどに。

「先輩の仕事は特にないので、自由に見回っちゃってください」

「え、本当に?」

開会式が終わり、琉歌が唐突にそんな事を伝える。

「元々先輩は生徒会役員じゃないんで、当日までする仕事はないですよ。それにーー」

と、そこで何を思ったのか、琉歌は僕の方を見て二ヤっと不敵な笑みを向ける。

「何したかは聞きませんけど、あぁなったゆっかは面倒くさいですよ」

「え、もしかして何があったか知っている……とか?」

恐る恐る問いかけると、琉歌は頭を横に降った。ホット胸をなで下ろす僕だったが、問題はそこではない。

「…まぁ先輩、早くゆっかのところ行ってあげて下さい。このままじゃ私も気まずくて」

「う、うん…善処するよ」

「頼みましたからね!」

そう言い残し、琉歌はその場を走り去って行った。ゆかりとの食い違いが起きて約一週間、あれからというものの、ゆかりは明らかに僕を避けていた。すれ違っても目をそらし、最近は部室にも顔を出してこなくなっていた。1人残された僕はしばし考える。

ーーこのままゆかりに会いに行っていいのだろうか…。また逃げられはしないだろうかーー

そんな事が頭をよぎる。

「……らしくもないな…当たって砕けろだ!!」

無理やり決意を固め、僕のゆかり大捜査線はスタートした。

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