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スクールライフCREATORs  作者: 石原レノ
生徒会の依頼
17/24

疲労困憊ゆかりver

「あ、先輩。おかえりなさい」

「うんただいま…って、なんで琉歌ちゃんいるの?」

一通り今日の仕事を終え、残すは音楽部。とりあえず一息つこうと支援部の部室へと向かった僕だったが、そこには琉歌の姿があった。

「いやぁ生徒会室に行ったら先輩たちの迷惑になると思ってですね…」

「んー…それを聞くにサボろうと思ってたけど、先輩達がいてさぼるにサボれない空気だからこっちに来た……ってことかな?」

「せ、先輩…まさかエスパーなんじゃ」

まじの顔で驚愕する琉歌に、僕は思わず苦笑する。ふと、時計を見ると、ここに居られるのもあまり長くない。

「…さて、そろそろ行かなくちゃ」

「あれ?もう行くんですか?」

「うん。確か琉歌ちゃんとゆかりちゃんも一緒だったよね?」

そう言いながら部室を見渡してみるが、ゆかりの姿は見えない。そのことを説明しようと、琉歌は口を開く。

「あぁ……ゆっかなら多分……帰らぬ人にーー」

「人の事勝手に殺さないでほしいです」

琉歌がとんでもない事を口走ると、顔を青くしたゆかりが姿を現す。先程まで恐怖に浸っていたような、そんな表情だ。

「…あぁ〜。その顔だとやばかったんだね」

何かを察したように、琉歌がそう呟く。ゆかりは頷くことを忘れ、その場を倒れてしまった。

「ゆ、ゆかりちゃん!?」

僕はすぐさま駆けつけ、ゆかりを抱き抱える。よほど疲れているのか、うなされているようだった。

「ありゃりゃ…これは予想外にキツかったみたいだなぁ」

「一体どこの部活に顔出せばこんなことになるのかな…」

「先輩は知らなくていいことなので…ていうか知っちゃったら最後ですよ」

琉歌が冗談交じりに恐怖心を煽るような表情を取る。このゆかりの現状と重なり、僕は思わず息を飲んだ。

「うぅ…もう終わったからぁ……」

「と、とりあえずここに寝かしとこう…行こう琉歌ちゃん」

「ウィーッス」

寝かせるに当たってまず古いソファにゆかりを寝かしつけ、掛けるものを僕の僕の上着で代用する。しばらく起きそうにないゆかりを心配に思いながらも、僕と琉歌は部室を後にした。

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