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このために錬金術師になったから

 冬も峠を越えて、そろそろ年の終わりが近くなってきた。錬金術師院の講義も終了に近づいていて、実技はもうほとんど終わっているような状態だ。

 新年を迎えるとすぐに春なので生徒たちは卒業後の進路選択とその準備に邁進している。チェレスティーナたちも例外なく様々な準備に追われていた。


 まずギルド登録が済んだので開店にあたっての書類を各ギルドに何枚も作成・提出した。これはかなり大変で、ギルド職員の手を借りて内容を読み解き、3人で四苦八苦しながら記入し、ファビアに間違いはないか確認してもらうという沢山の段階を踏んだ作業になったのだ。

 巡時代と比べたらその手続きは大分簡素なのだろうとは思うが、それでも大変だった。


 次に店への家具の搬入をした。作り自体が珍しいカウンターや編むのに時間がかかるレースは春に納入されることになっているが、その他の家具は大体出来上がっていたのだ。暇を見つけてギルニェーユに3~4日かけて行き、「非力な嬢ちゃんばっかじゃ時間がかかるだろう」との職人たちの善意で手伝ってもらって搬入を終え、また3~4日かけて帰ってくるという大仕事をこなした。


 職人たちは屈強な男性で力があるのは良いのだが、何故か大雑把で指示通りに搬入してもらうのが大変だったのだ。少しでも難しい指示を出すと頭上に疑問符を浮かべて力業でどうにかしようとするのはいただけない。自分で作ったものを壊してどうする。

 そんなので職人が務まるのか、と思ったらやはり見習いで、「あんた、その大雑把な性格直さないと大成しないわよ」とリーアに注意されていた。注意された職人は顔を真っ赤にしてしどろもどろになっていたが、果たして内容は覚えているのだろうか。


 それはともかく、家具の搬入でギルニェーユに行ったついでに『作戦』の仕込みも終わらせてきた。といっても色付きポーションを携えて錬金術店に挨拶して回るだけなのだが、どの店からも厚い歓迎を受けた。以前に緑色の上級ポーションが出回ったギルニェーユでは色付きポーションの存在が知れ渡っていて、情報通の貴族の遣いがわざわざ来るほどなのだそうだ。


 そんな状態なので、店を開いてからも継続的に納品してもいいがどうか、という質問には一も二もなく飛びついてきた。チェレスティーナたちは貴族の相手をするつもりは更々なかったので、いっそ彼らに丸投げしてしまおうと思って提案したのだが、あまりの喜びようにそこはかとなく良心の痛みを感じた。


 しかし、それも『作戦』のうちである。

 もちろんタルクウィーニオ侯爵の長男がやっているという店だけを除外して回っているので、彼はギルニェーユ中で自分のところにだけ納品されない色付きポーションを渇望しているはずだ。そして同時にそれを調合する錬金術師に嫉妬し、羨んでいるはずである。


 そして逆にチェレスティーナたちが色付きポーションを納品した錬金術店は、彼のことをいい気になっている奴に制裁を与えられたと思っているに違いない。


 もちろんチェレスティーナたちがそういう意図や狙いがあるんですよと喧伝しているわけではないのだが、こうも露骨に排除してしまえば自然と周りの反応はそうなるのである。そしてどの錬金術店の店主もタルクウィーニオ侯爵の悪行の数々に憤っているので、チェレスティーナたちのその行動に称賛こそすれ嫌な気分を抱く者などいるはずもなかった。


 自分たちの思った通りにことが運んでいることに一番快感を覚えたのはやはりエリデであった。そして続く『作戦』を心待ちにしているようであった。


 まあ、エリデだもんね……。


 リーアと目を合わせて肩を竦めるチェレスティーナなのであった。



 そうして忙しく日々が過ぎていく中で、ある者が錬金術師院の扉を叩いた。


「チェレス、チェレス! 助けておくれ!」


 ひっつめのお団子にぱつぱつに張ったスカートのその女性は、チェレスティーナにとって見覚えのある者だった。


「え、エルダさん! どうしてここに!?」

「ああ、チェレス! 大変なんだよ、助けておくれ!」


 ファビアに受付まで連れられてきたチェレスティーナはいつぞやの馬車で会ったきりのエルダがいることに驚き、またその慌てように驚いた。


「ええと、ここじゃ迷惑になっちゃうからどこか部屋に……」

「それなら準備室を使うといいですよ」

「ファビア先生……ありがとうございます」


 気遣いに感謝して、狼狽するエルダを宥めながら準備室に案内する。


「ふぅ。エルダさん、お久しぶりです。よく私がここにいるって分かりましたね?」

「分かるも何も、ギルニェーユで機能してる錬金術師院はここだけじゃないか。何を言ってるんだい?」

「……あっ」


 エルダが落ち着きを通り越して呆れ返っている。


 あ、慌ててたのが収まったからいいよね。結果オーライだよね。ねっ。


 自分の馬鹿さ加減にがっくり来ながらもそう言い聞かせて平静を保つ。


「それで、私を訪ねてきたのはどうしてですか? すごく慌ててたみたいですけど」

「ああ、急ぎの要件なんだ」


 そう言ってエルダが事情を説明してくれた。


 チェレスティーナと停留所で別れてから、エルダは幸運にも領都に居を構える子爵家のメイドとして雇われたらしい。家事全般が得意だった上に意欲の高かったエルダは行儀作法も驚きの速さで身に着けて、今や令嬢のお付きメイドにまで昇りつめたという。


「すごいですね、エルダさん」

「ああ、私も必死だったよ。何せこっちは平民だからね、いくらお貴族様に仕えるって言ってったもうそれで給金の相場は粗方決まってる。意欲を見せて他と違うことをせにゃ、息子を下級学園に入れるには足りなかったんだ」


 それは逆に言えば意欲を見せお付きに抜擢されたことで給金が上がり、貯金が順調に増えているということだ。このまま行けば息子は合格確実で、奨学金をもらわなくても卒業できるらしい。


 しかしそんな時に災難が降りかかった。エルダがお付きをしている令嬢が流行り病に罹ってしまったらしい。


「流行り病って、あの……」

「魔力が滞るやつさ。コスタンツァお嬢様―――わたしが仕えてるお嬢様はもう既に上級学園に通っていらっしゃるから、そうなると講義から何から全てに支障が出てしまわれるんだよ」


 コスタンツァについて話すときには敬語をきっちり使っている辺り、本当に貴族のメイドとして働いているんだなぁと実感する。

 チェレスティーナはタルクウィーニオ侯爵の長男についてニンファに聞いた時のことを思い出す。


「でも流行り病でも治癒魔法かポーションで治るでしょう?」


 魔力持ちに特殊な症状が出るだけで、治し方はそうでない者のそれと変わりはなかったはずだ。

 しかしエルダは沈痛な面持ちで首を横に振った。


「いいや。まず私が中級の治癒ポーションを買い集めてきて、その次に子爵様が魔術師をお雇いなさった。いくら子爵のといってもお抱えの魔術師だよ、それなりの腕さ。それでも効かなかったから今度は上級ポーションを買ってきたんだ。これで治るって、治らなきゃ困るって、私はそう思ったんだ……」


 お抱えの魔術師が治癒魔法をかけた時点で魔力障害以外の症状は治まったらしい。

 しかし魔力障害だけは何をどうしても治癒しなかった。お抱えの魔術師はクビ寸前になるわ、コスタンツァは酷く落ち込むわ、それを見た伯爵様があちこちを駆け回ってポーションを買い集めて滝のように浴びせるわ、本当に大変だったらしい。


 お陰で髪の毛は艶々すべすべ、お肌ももちもち、体力も向上という、病と言われても簡単には信じられないくらいになったのだが、それでも魔力障害が治らないのでコスタンツァは困り切っているというのだ。


「お貴族様にとって魔力を持っててそれを使えるのは当たり前のことなんだ。将来仕事をするためにも必ず必要なものなんだよ」


 だからこそ突然変異や病で魔力が低下したり失ってしまったり、とにかく貴族として生きていけない子供は平民に堕とされる。

 このまま魔力障害が完治しなければ、コスタンツァも漏れなくそうなるだろう。


「それは困るんだよ。もちろん私がお付きメイドから外されるっていうのもあるにはあるんだが、この際そんなことは問題でもないんだ。ただ、良い貴族になろうと必死に頑張ってたコスタンツァお嬢様がこんなことで道を閉ざされちまうのが、本当に嫌なんだ……」


 貴族の世界でもやはり男の方が強い。上に兄がふたりいるというコスタンツァは次期当主となる道は生まれた時から既になかったらしい。彼女には、親が決めた婚姻に粛々と従って情勢を安定させ、魔力で領地に貢献するという道しか残されていなかったのだ。


 しかしコスタンツァはその暗澹たる道を決して悲観したりしなかったという。自分には貴族としての誇りがあると、例え情勢のために他の領地に嫁いでもその地の領民を守る役目があると、エルダに言ってみせたのだ。


 子爵家は下級貴族であり、学園での彼女の扱いも決していいものではなかったらしい。お付きメイドであるエルダはしばしばコスタンツァが跪かなければならない場面、遠回しな嫌味を言われる場面、そしてどこからかエルダが平民であると聞きつけた者が『子爵家は学園での供にすら平民を使わねばならないほどの貧乏』と当てこする場面に遭遇したという。


「普通なら怒るだろう? というか、私は怒っちまったよ。そんな嫌味を言ってくる奴らより、コスタンツァお嬢様は何倍も努力をなさっているんだから」


 しかしコスタンツァは憤るエルダを宥め、「私は私です。私が勉学に励んでいるのは、彼らたちに報いるためではありません」と言ったらしい。そして下級貴族ながら決して多くはない魔力で様々な実績を上げ、当主に認められるまでに至ったという。


「お嬢様の頑張りがこんなところで潰えてしまわれるなんて、許せないんだよ。でもうちの周りの錬金術店は粗方回っちまって、もう頼れるところがなかったんだ。チェレス、あんたに重荷を背負わせようなんてつもりはないんだが、それでも諦めきれなかったんだ……」


 ごめんよ。


 絞り出すようなその声に、胸をかき回される思いがした。


 私には大した知識はない。腕の立つ魔術師にすら分からなかったものが私に分かるとは思えない。でも、私には魔力がある。上級の色付きポーションを60本作っても尽きなかった膨大な魔力と魔力効率だけが、私の力だ。


 チェレスティーナは決断を下した。


「事情は分かったよ。私にその魔力障害の原因が分かるかは分からないけど、分かりそうな人を知ってる。その人に頼んでその子爵様を訪ねるよ。大丈夫、私、ポーションの調合は得意だから」


 エルダは信じられない、というような顔になり、そして頼もしそうな表情を浮かべた。


「頼りにしてるよ、チェレス。小さいけど馬車を出してもらってるんだ、乗ろう」

「うん。あっ、友達を呼んできてもいい? 何か気が付くことがあるかも」


 エルダは少し思案して、馬車を圧迫しない程度なら、と言ってくれた。


 チェレスティーナはエルダに馬車で待機してくれるよう言い、一目散に寮へ駆け出した。

 もう日が暮れかけている。早く行かなければニンファが捕まらないだろうし、寮にも門限というものがある。それに、いくら命に関わるような症状ではないとはいえ、先ほどの話を聞いておいて「後日改めて」などと言えるようなチェレスティーナではなかった。


 リーアとエリデに事情を説明して、それから『槍の選別』に行ってニンファさんを説得して……できるかな? な、何とかしないと。それから―――


「うわっ!?」


 受付を回って寮への廊下を急いでいると、人影が急に現れた。思わず急停止し、その人物を見定めようとする。


「リーア、エリデ……」

「何だか急いでるみたいだけど、私たちも必要かしら?」

「き、来てくれたらうれしいけど、何で……」

「ファビア先生がチェレスに来客って言ってましたから。随分慌ててるみたいでしたし、何か力になれればと」


 ふたりが頼もしすぎて、慌てていた気持ちが少し収まった。


「急用なの。これから馬車でニンファさんのところに行くよ。話は馬車の中でするけどいい?」

「ええ」「いいですよ」


 ふたりと一緒に受付にいたファビアに外出届を急いで出す。


「ファビア先生、教室を貸してくれてありがとうございました。急用なのでこれから外出します。門限にはたぶん……帰ってくると思います」

「多分、ですか。まあいいでしょう。ただし危険なことはしないでください。いいですね?」


 最後の念押しはチェレスティーナではなく背後のリーアとエリデに向かってのものだ。「「はい」」と頼もしく返事をするふたりと満足そうに送り出すファビアを見て、何故だか少し悔しい気持ちになる。


「チェレス、行きますよ」

「分かってる」


 エリデに急かされて門の外に出ると、エルダが御者席で待っていた。有難く馬車に乗り込み、行き先を告げた後にふたりに訳を話す。


「魔力障害ねぇ……流行り病で起こるっていうのは聞いてたけど、それだけが残るなんて知らないわ」

「私もです。これはやっぱりニンファさんに頼るしかないですね」

「だよねぇ……。ニンファさん、協力してくれるかな」


 実はそれが一番の懸案事項なのである。普段何かと良くしてくれているニンファであるが、今回の相手は子爵家。所詮下級貴族であるコスタンツァの家は元々それほど裕福ではなく、ニンファが食いついてくるほどの相手には思えない。


「いざとなれば私たちがお金を積めば何とかなるでしょ。出来るだけ頼み込むしかないわ」


 大雑把な打ち合わせを終えたところで馬車が停車し、エルダが『槍の選別』への到着を告げた。

 足早に馬車を降りた3人は、まず店のドアが開いているかを確認した。


「よかった、開いてる……」

「まだいるみたいね」


 ドアを開けて暗い店内に「ニンファさん!」と呼びかけると、その何度目かで奥の調合室に繋がるドアが開いた。


「なんだい、チェレスたちじゃないかい。もう夜だが、どうしたんだ?」


 訝しがるニンファに早口で事情を説明する。


「お願い、利益が見込めないって言うなら私たちが払うし、ポーションが新しく必要なら私が作るから、助けて!」


 そこまで言い切るとぎゅっと目をつぶってニンファの答えを待つ。


「……魔力障害か」


 ニンファはそう呟き、目を閉じて考えを巡らせた。そして固唾を飲んで返事を待っている3人に返事をする。


「いいよ。今回は特別だ」

「本当ですか!」

「ああ」


 ニンファの是の返事に歓喜する3人。しかし、そこにニンファは冷水を浴びせるような一言を投げた。


「もし本当にそのコスタンツァが魔力障害だってんなら、そのうち死ぬよ」

「「「え……」」」


 場が凍った。


 魔力障害と言っても魔法が行使できなくなるだけで、最悪の場合でも廃嫡される程度のことだと思っていた。それが、放っておいたら死ぬ?


「死ぬって、どうして……」

「あとで説明するよ。これまで流行り病での魔力障害も治癒ポーションで治っていたから失念しちまった。チェレス、レシピを教えるから調合しな。エリデはその手伝いだ。リーアは外で待ってるメイドに時間がかかることを伝えて来な」


 ニンファの指示で一斉に動き出す3人。


 チェレスは早速ニンファの手渡した紙束とにらめっこしながら素材探しを始めた。ニンファの調合室は散らかっていて、必要な素材を見つけ出すにも一苦労なのだ。エリデには器具を探して清めてもらっているので、ひとりでやるしかない。


「ニンファさん、チェーゼの実ってどんなのですか?」

「緑のとげとげしたやつだよ。確か……その棚のどこかにあったはずなんだが」


 ニンファの朧げな記憶を頼りに素材を探し出し、エリデと分担して調合していく。エリデは映玉をはめ込んで使う杖をニンファに貸してもらっている。


「次、映玉3つ!」

「ヘッテとヒェルコルベーゼ、刻めました!」

「じゃあこっちのお鍋にお願い!」


 錬金術師院で習わないそのポーションの調合はなかなかに難易度が高かった。工程は多いし細かい注意書きも多いし、このポーションのレシピを考えた人は稀代の天才なのではないかと思ってしまうくらいだ。本当はただの研究馬鹿なのだろうけど。


「なにこの詠唱!? 全然耳慣れないんだけど!」

「やるしかありません、頑張ってください!」


 そう鼓舞されたチェレスティーナは紙束を見つめながらすり鉢に手をかざした。


「リメーディオ! インカンタッツィオーネ・ラヴォリッキアーネ!」


 何とか噛まずに言えた、と安堵した時。


 一部の魔力が引き寄せられるような感覚を覚えた。


「っ!」


 注がれる魔力が選別されている。本能的にそう悟ったチェレスティーナは、その流れに身を任せた。詠唱が間違っていなければ適当なところで止まると信じていたからだ。


 そしてその通りになった。魔力の流れが打ち切られると、チェレスティーナは『透明化』を掛け、緑色になったそれを瓶に詰めた。


「……やっぱり詠唱しても緑色にはなるんだ」


 そう呟きながら手早くポーションを詰めた瓶をまとめて引っ掴んで手頃な籠に入れる。


「手伝ってくれてありがとう、エリデ。ニンファさんも教えてくれてありがとうございました」

「ああ、じゃあ行こうかね」


 ごく自然に付いてこようとするニンファに少々驚いたが、馬車にはまだ余裕があったはずだ。ポーションで何か起こった時にも頼れるので、付いてきても問題はないだろう。


 外に出るとリーアとエルダが不安そうな顔でこちらを窺ってきたので、籠から出来立てほやほやのポーションを取り出して見せた。安堵の表情に、チェレスティーナは笑顔になる。


「飛ばすけどいいかい?」

「いいよ」


 下級貴族でも貴族なので馬車は揺れの少ないものになっている。これなら多少無理をしても酷いことにはならないだろう。


「ようし、行くよ」

900pt超えました〜!

目指せ1000pt! 応援よろしくお願いします!

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