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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
510/1275

504:波打ち際のお母さんは好きですか?

(マグマ)打ち際。

「まだまだ撃てるぞ、そうら星光乱舞!」


 馬鹿の一つ覚えか。でも実際みんな避けられてない。じわじわと削られている。


「やけに死なんな。いつ死んでも構わんつもりで撃ってるんだが」


 当たり前だ。私が精霊たちにガードさせてるんだから。とはいえ神の御業らしく全てのダメージを消し去るなんて出来ない。ドライアド、まだ?


「もうちょい.......よし、空いた!」

「ありがとドライアド! 行ってくる!」

「私の分までぶん殴っといて」


 空間に出来た亀裂に迷わず飛び込んだ。罠な訳ないし、罠であったとしてもみんなを助ける為には時間が無い。


「むっ、避けろ弟者!」

「どうした兄者.......うおっ!」


 私の出てきて直ぐにライダーキックは外したらしい。


「真打登場だよ」

「何を神が一人や二人増えた程度で.......」

「ま、まて、弟者」

「どうした兄者、何故止める」

「ま、まさかお主、ハイエルフか?」

「そうだけど?」


 なんかコイオスの様子がおかしいんだけど.......


「帰るぞ、弟者。あんな化物相手していられるか!」

「どうしてだよ兄者! 今更あの暗い地の底に帰れってのか?」

「単なるハイエルフなら何も言わん。二人がかりなら倒せるだろう」

「そうだよ、俺たち兄弟は無敵だ」

「そして並の神剣の一本や二本くらいならへし折ってみせよう」


 神剣? ああ、私の中にあるレーヴァテインかな? 剣よ来い!とか言ったら具現化する.......出来ちゃったかー。でもこの剣でかい割に重さを感じないな。


「兄者、あ、あれ、もしかして」

「ああ、もしかせんでもレーヴァテインだな。ハイエルフの手にレーヴァテインが起動状態であるんだぞ!」


 えーと、この剣そんなに大層なものなの? だってこんなに振り回せるくらい軽くて.......


 ぶぅん。ゴパァ、ドドドドドド.......


 コイオスとグレイオスの足元の大地が割れた?!


「うおおおおおおお、すまんかった。お主らにした事は謝るし、傷も治す。俺たちはコキュートスに帰る。だから世界を滅ぼすのはやめてくれ.......」


 失礼な。私が世界滅ぼす訳が無いでしょう。まあみんなを治療するならそれはそれで良いんだけど。


「レアー! 見てるんだろう。頼む、出て来てくれ!」

「兄様たち、何やってんですか」

「見ていてくれたか。この子たちを」

「はいはい、分かってますよ。大地よ癒しを」


 ものすごい力が集まってみんなの身体を包み込んだ。嫌な感じはしないから回復してくれているんだろう。なんかどことなくふんわりした人だ。美人だなー。


「は、母上!?」

「お母様!?」


 は? ゼウスとヘラ様のお母様?!


「二人とも元気そうね。いえ、いつも見てますけど」

「母上、見ていたら止めてください。母上のご兄弟たちなんですから」

「発端がゼウスですからね。止めるのも野暮かと。元はと言えば、あなたがヘラちゃんを裏切って浮気したから」

「はい、すいません」


 あのウザイ勘違いナンパ野郎なゼウスがしゅんとしてる。本当にお母様なんだ。やっぱり母親って最高だね!


「ヘラちゃん」

「はい、お母様」

「よく他の人に産ませた子を受け入れましたね。偉いです」

「あ、いえ、澪は可愛いですから」

「お義母様.......」


 澪ちゃん、ボロボロ泣いてる。愛されてるねえ。


「試練はもういいんでしょ。彼女を神にしてあげなさい」

「はい、お母様」

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― 新着の感想 ―
[気になる点] レーヴァテイン=スルトが持つヤベー剣って認識があるけど レーヴァテインをwikiで見てみると、ユグドラシルの天辺にいる雄鶏を唯一倒せる武器……ってだけしか無いんですよね。 スルトの持…
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