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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
1180/1275

1173:反撃を開始する

エンカウントまででした。

 夜の街。日本三奇橋の一つがある我が県の東端。そこには在日米軍と自衛隊が同居する基地がある。そこに兵員輸送機に乗ってアメリカ本国からであろう兵たちが集められた。


 デルタフォースよりも更に秘密裏に組織された特殊兵団。そこでは最新鋭の技術によって実験された兵士たちが所属していた。死を振りまく彼等の名は死兵団(タナトス)。全てを殺し尽くすと言われた最低最悪の集団である。


「ってのが来る手はずになってたわよ」


 レミーがどうやらアメリカのお偉方に確認を取ったらしい。なお、レミーもモーガンもお払い箱だそうな。やれやれ、代わりはいくらでもいるとか思ってんのかね?


「まあ岩国からなら車でも二時間は掛かるから大丈夫でしょ」

「は? 何言ってんのよ。すぐ来るわよ」


 夜の街にヘリのローター音が響く。おいおい、隠密行動とかしなくて良いのかよ。そしてヘリから人がどんどん降りてくる。


「あらー、これはこのマンション破壊する気満々みたいだねー。ちょっとぶっ殺して来るよー」

「手伝いますわ、ハルさん。さすがにお姉様との愛の巣を壊される訳にはいきませんもの」

「あ、思いっきりやってもいいんだよね? じゃあ行ってこようかな」

「さすがにこの騒音は近所迷惑ですから帰っていただかないと」


 ハルたちが立ち上がって外に出ようとする。えーと、私も行きますけど魔法使いの皆さんはどうします?


「向こうに魔法使い居ないのに出ないわよ」

「頑張ってねぇ」


 という訳で私たちだけでやらないといけないらしい。と、そこに駆け込んで来た三人。


「話は聞かせてもらいました!」


 香子ちゃんは危ないから避難しといてくれる?


「いやです。ひとみママと一緒に戦います。何仙姑さんから宝貝(パオペイ)も預かってますから」

「ルーも運動したいヨ!」

「まあ二人がやると言うなら私も。勘違いしないでください。ただの暇つぶしですから!」


 ルーちゃんとゆうちゃんもやると言って聞かない。やれやれ。えーと、ロニさんかニア、この三人が危なくなったら避難させて貰えます?


「わかったわよ。それくらいならしてあげる。まあ香子はひとみの身内だからね」


 ニアが快く承諾してくれた。これで心置き無く戦える。とりあえずエレベーター壊されるの嫌だし、途中で止まるのも嫌だから飛び降りますか。


 私は風の精霊さんが居るし、ハルと葵さんはそもそも飛べる。澪ちゃんも頑張ればいけるし、楓ちゃんはこの位の高さなら無傷で着地出来るって。香子ちゃんは神足通があるし、ゆうちゃんは元が石だから無傷。ルーちゃんは……衝撃殺して着地出来るの!? それが一番すごい気がする。


 地上に降りた私たちはそれぞれ敵に向かって走り出して行った。元々の住民が巻き込まれるのは嫌なので結界張っておこう。出掛けてる人、居たら暫く入れないけどごめんなさい。


 私の走っていく先に銃を構えた兵隊さんが何人か居る。銃の種類なんて知らんけど単発じゃなくてバババと出そうなやつ。


「イフリート!」

「御意」


 私の周りに炎が巻き起こり、眼前の兵隊たちを優しく包む。まあ、優しく包もうが激しく包もうがイフリートは火の塊なので燃えるんですけどね。おっと、銃が暴発してますな。


「どけ、役立たずども! 女、俺が相手だ」


 そこに巨漢が立ちはだかった。腹出てるけどタヌキじゃないよね?

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