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鍵師は道を切り拓く  作者: SYG
第二章
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 扉を開けるとそこはかなり広い空間で、オーガが数体と、その中央に他のオーガよりもふた回り程も大きいオーガが居た。


 多分、あれがボスだろう。あんな大きいオーガは王城の書庫で読んだ図鑑にも載っていなかったが、オーガキングとか、そう言うオーガのボス的な奴ではなかろうか。


 そう思ってフェルに尋ねると、丁寧に解説してくれた。


「あれはオーガジェネラル、他のオーガを少しだけど統率出来て、戦闘能力も普通のより高くなってる」


「成る程ね、やっぱり僕の想像通りの名前・・・ってあれでジェネラルかよ!」


 まじかよ、あれでジェネラルって事は多分キングとかはもっと大きいんだろうな。


 フェルによればジェネラルは普通のオーガより大きいだけだが、キングになると、頭の角が複数生えていてまるで王冠のようになっているそうだ。


 さて、どうやってここを攻略しようか、定石としては多分、先に取り巻きのオーガ達を倒してからボスであるオーガジェネラルを倒す。


 又はオーガジェネラルを倒して統率の取れなくなったオーガ達を各個撃破していくのが良いんだろうけど・・・


「フェルならあれ、一気に殲滅出来ないか?」


「うん、出来ると思う。じゃあまた前の囮作戦?」


「うん、そうなんだけど、囮って言われるとなんかもやっとするなぁ・・・でもこれ僕が最初に言ったからフェルがそれで覚えたんだろうな。自業自得か」


 そんなやり取りをしながら先に僕だけがボス部屋の中に足を踏み入れた。すると先程まで思い思いに過ごしていたであろうオーガ達が一斉にこちらを向いた。


 多分、部屋の中に入ると認識するようになっているのだろう。


「予想はしてたけどやっぱりそう言うシステムなんだね」


 そう言いながら僕は身体強化の魔法を掛けて、走り出し、取り巻きのオーガ達の間をすり抜けて、辿り着いたのは、オーガ達の中心。


 つまりオーガジェネラルの目の前にである。


 あとは全方位から来る拳を避けながら、オーガジェネラルの周りを付かず離れずの距離を取って跳び回るだけだ。


 取り巻きのオーガは今まで通りのスピードなので難なく避けられるが、ジェネラルの影響なのかかなりの連携を取っているので厄介だ。


 そして件のジェネラルは僕がほぼゼロ距離の位置にあるせいか中々攻撃出来ていなかった。


 多分、普通に戦ったらオーガのパワーでかなりのスピードを持っているのだろう。


 だが、今は周りに僕を狙って集まってきたオーガもあるせいでほぼ身動きが取れない状態であった。


 その姿で周りのオーガに指示を出しているのかと思うと中々シュールな絵だな。


 そうこうしているうちに水の刃が一気に飛んできて全てのオーガの首を切り落とした。


 しかも乱戦の中敵だけを攻撃して僕には掠らせもしないと言うかなりの技術だ。


 それを行ったのは当然ながらフェルだ。


「おーい、せめて一言くらい声かけてくれよ」


「当てなかったからセーフ」


 近づいてきたフェルにそう文句を言うと悪びれもせずそんなことを言ってきた。


「そう言う問題じゃなくてだな・・・」


 だが、別に被害もなかったのでそれ以上何も言えずに先へと進むことにした。


 ボス部屋の奥にはまた下へと続く階段があり、そこから下の階へと迎えるようだ。


 階段を降りていくと、そこには驚くべき光景が広がっていた。


 後ろには今までと変わらない石の壁があるのだが、なんと僕とフェルが見ている方向、つまり正面には、砂漠が広がっていた。


「なんだこれぇええ!」


 思わず叫んでしまうほど広大な砂漠が


いつもお読みいただきありがとうございます


次の投稿も来週の土曜日予定です


誤字、脱字、話の矛盾点を見つけた場合、ご報告頂けると有難いです


意見なども言っていただけると有難いです。


まだまだ未熟な文章ですが、日々努力いたします。


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