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鍵師は道を切り拓く  作者: SYG
第一章
82/158

激突

今回はちゃんと1週間投稿出来ました!






人族と天使族は両者ともに、向かいあい、しばらく相手の出方を探るように沈黙していた。


人族からは、天使族の姿が見えており、天使族のほうは、人族の姿は見えていないが森の中にいるのがわかっていた。人族も、自分達が敵に気づかれていることをわかっていた。


「魔導師隊、魔法を準備せよっ!その間、騎士隊は前へ出て魔導師隊を守れ!我ら人類を守るため敵を討ち滅ぼすのだっ!」


その沈黙を先に破ったのは人族のほうであった。長い沈黙に痺れを切らしたのか、タイミングを計ったうえで絶好の機会だと判断したのかは、わからないが一人の指揮官らしき男が各隊に向けて指示を出したのだ。


それを聞いた兵士たちは、すぐさま行動に移った。一番前にいた騎士達が森から飛び出し、雄たけびを上げながら天使族がいる門のところへ真っ直ぐに走ってきていた。


遠い森の奥からは魔法の詠唱のようなものが聞こえてくる。かなりの大人数による声でかつ長い詠唱であるために大規模な魔法攻撃が来るのだろうと予想できた。


「創真が作った魔法陣をいつでも放てるように準備を急げ、エンシャントドラゴン達は前進してきた騎士を空から応戦、魔法人を担当していない天使達は、エンシャントドラゴン達を魔法で援護だ」


それを見たバーナルドもすぐに指示を出していった。


指示を聞くなりエンシャントドラゴンの空へと羽ばたいていき天使達は魔法を放って騎士たちを次々と蹴散らしている。エンシャントドラゴンもブレスなどで人族の騎士団を殲滅していた。


そう、エンシャントドラゴンや天使族は、伝説上の生き物である、人族よりも遥かに強い。たとえ精鋭の騎士だろうとエンシャントドラゴンの一人も倒すことが出来ないだろう。ましてや、そのエンシャントドラゴンが何十人、そこに数人の天使族がいるのだ。魔法人の準備のために結構な人数がいなくとも今の人族の戦力には十分すぎる戦力だ。それこそ勇者でも連れてこなければ人族にまず勝ち目はないのだ。


それを悟ったのか騎士団の顔に絶望に染まっていく、先ほど指示を出した指揮官も顔に焦りが表ていた。


「魔導師団っ!殲滅魔法を急げっ!」


指揮官の男がそう言った直後、指揮官の男の後ろから爆炎が上がった。それは、魔導師隊が詠唱していた殲滅魔法が放たれた証だった。


指揮官の男の顔が確信したような顔になった。


すなわち「勝った」と。


爆炎は空高くへと、上がっていきすぐに放物線を描くように天使族の街をめがけて落ちていった直後、爆炎は、一層大きく燃え上がり間も明けられない程の光をまき散らした。そして人族の誰もが人族の勝利を確信したのだった。


光が収まっていき、そこには人族が想像した通りの更地が広がって


「なっ!?」


いなかった。それは誰が上げた驚愕の声だったか、先ほど殲滅魔法が落ちた場所にはしっかりと天使族の街が無傷の状態で広がっていたのだった。





いつもお読みいただきありがとうございます


誤字、脱字、話の矛盾点を見つけた場合、ご報告頂けると有難いです。


まだまだ未熟な文章ですが、日々努力いたします。


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