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鍵師は道を切り拓く  作者: SYG
第一章
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殲滅戦





創真がフェルに危険を警告しようとしたその時、それが仇となりフェルが態勢を崩してしまう。


それを好機と見た【魔力暴走】を起こしたドラゴン達がフェルに飛びかかり一気に危険な状況になってしまうフェル。


遂にフェルの鱗に牙が突き立てられる時、創真が動き出す。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




【レールガン】をドラゴンの前身に打ち込み倒せることを確認した僕は、仲間がやられた事にも気が付かず未だフェルに群がっているドラゴン達に向けて魔法、と言うより魔力を操る応用で魔力を全力で辺りに放射した。


名付けるなら【魔力放射】そのままだな・・・まぁ良いけど。


先程に開いた鍵穴から未だに溢れ出てくる魔力は全て僕の周りの魔法陣と僕自身に流れてきているのでその膨大な魔力をドラゴン達にぶつければ、ようやく僕の存在に気がついたようで魔力を放つ僕を食おうと襲いかかってきた。


これでフェルからドラゴンを引き離すことが出来た。


向かってくるドラゴン達はまるで逃がさないとでも言うように広がるように展開していき、僕を前後左右、果ては飛竜が空を覆い尽くすように陣取った。


「逃げるつもりなんてさらさらないんだけどな」


ドラゴン達に言っても分からないだろうが一応言っておく。


その言葉が戦いの合図だとでも言うかのようにドラゴン達は一斉に突っ込んでくる。


やっぱりこのドラゴン、何故かは知らないが理性的な行動を出来ていない。一撃一撃は強いのかもしれないが動きが単調だ。

こんなものナムルさんのフェイント混じりの剣技に比べればなんてことない。


一体目を後ろに少し下がり交わして【レールガン】を打ち込む。続いて二体目の飛竜が突っ込んでくるが動かなくなった一体目のドラゴンを盾にするように体をずらすと僕の思い通り、ドラゴンが死体にぶつかり苦悶の声を上げていた。


今度は地面が少し揺れたと思ったら地竜が足元からいきなり出てきて僕の先程まで居た地面を吹き飛ばしす。


だがそこに僕はもう居ない。地面が爆ぜる瞬間強化された脚力で空高く飛び空に逃げていたのだ。


かなりの高さまで飛んでしまったようで周りにはドラゴンは一体も居ない。


遥か下の方を見るとドラゴンがたくさんいるのが分かる。


僕はこれを利用しない手はない落下が始まる前に周りに構築されている魔法陣を動かし、縦に並べる。そうするだけで魔法陣同士が組み合わさり極大の【レールガン】の魔法陣が出来上がった。


「充填」(チャージ)


小さくそれだけを呟くと魔法陣に急速な魔力充填が始まった。

すると僕の落下が始まる前に飛竜達が垂直に僕に向かって飛び上がっている。


だが遅い


膨大な魔力は極大の魔法陣にもすぐさま魔力を充填し終わりその準備を終えた。


「発射」


そう呟くように言うと同時に極大の【レールガン】いや、もはや魔力の光を帯びていてレーザーとも言うべき弾丸が放たれる。


ドラゴン達と弾丸の距離は一瞬でゼロになりその先頭からドラゴン達の頭を貫いていき、連なっていた飛竜、全てを屠ってもまだ足りぬと言うように地面にクレーターを作った。


そこから先はもう殆ど戦いと呼べるようなものではなかった。飛竜は先程の一撃で大半が屠られ、数が少なくなり、もはや脅威ではなくなった。


地竜も同様に個体としては強いが数は少ない上に動きも遅いので【レールガン】を集中的に打ち込めばしっかりと倒すことが出来た。


そんなあまり歯ごたえの無い殲滅戦を終え、僕は最初の場所から戦闘中にフェルを巻き込まないように離れてしまったのでフェルの無事を確認しに行くのであった。



いつもお読みいただきありがとうございます


誤字、脱字等を見つけた場合ご報告いただけると有難いです。

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