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鍵師は道を切り拓く  作者: SYG
第一章
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少女の願い

昨日はは投稿しないどころか報告すら出来ず申し訳ありませんでした!




エンシャントドラゴンがいきなり喋ったり、いきなり光って少女になったり、そんでもってその少女が美少女だったり、そんな少女にエンシャントドラゴンは、私だ。と言われたり。


そんなびっくり仰天な出来事ばかりが起こり状況をいまいち飲み込めていない創真だった。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




お互いの自己紹介?が終わってから創真はフェルに色々と質問していた。


ここは何処なのか?


このダンジョンは一体なんでこん変な構造をしているのか?


質問に対する答えは実に簡単に帰ってきた。


「ここは人族が天山と呼んでいる山の向こう、更に言えばここから天山までは遥かに遠い場所。そして、このダンジョンは私のお父様が作った。作った理由は教えられていない」


まじかよ・・・天山の向こう側だって事は予想してたけど天山からかなり離れてるのか、この場所。


「フェルのお父様って何処に居るの?と言うかフェルってエンシャントドラゴンだよね、だったらエンシャントドラゴンがこのダンジョンを作ったの?」


「違う、私のお父様は、この世界を作った主神。そして私はその眷属。お父様は、この部屋の奥に居る」


「主神・・・!?しかも眷属って?僕は、眷属って聞くと天使族だと思ってたんだけど」


意外なところで主神の存在が明らかになったな、それにエンシャントドラゴンが主神の眷属って言うのも気になる。


それに主神に会えればあの本の事ももしかしたらこの鍵の事も分かるかもしれない。


「それは半分当たりで半分違う、天使族は、エンシャントドラゴンが長年生きて進化した姿、私の様なエンシャントドラゴン達は、戦闘を重ねて、魔力を喰らうことで進化する」


「あのさ、すごく今更なんだけどフェルは、僕を殺さないの?」


そう聞くと、


「さっきはごめんなさい」


そう言ってフェルは、頭を下げた。


「私はここで進化する為にこのダンジョンに挑んでくる人を倒して魔力を集めてた。だがら創真の事も食べようと思ったけど、私をあんなに傷つけた魔法を使ったのを見て確信した。創真は私達を救ってくれるって、だがら殺さない。でも頼みがあるの、どうか私達を救って欲しい」


そう言ってもう一度フェルは頭を下げるのであった。






いつもお読みいただきありがとうございます


誤字、脱字等を見つけた場合ご報告いただけると有難いです。


フェルトティアの呼び方が「ファル」になっていたので「フェル」に直しました。

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