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古竜
今回はびっくりする程短いです、ごめんなさい。時間が無かったんです。許してください。
次回の予告だと思って読んで下さい。
その魔物の名は、『古竜』
本能が勝てないと訴えてくる。
「あれには無理だ」
「今すぐ逃げろ」
と、エンシャントドラゴンの巨体が、純白の鱗に包まれたその威容が、その翼が、その腕が、その爪が、その瞳が、何よりもエンシャントドラゴンが放つ存在感が、雄弁に物語っていた。
「お前では相手にならない」
「お前の存在など虫けら程でしか無い」
そう物語って居るのが分かる。
ここに居るだけ無駄、絶対に勝てない、そんな絶望が扉の前で呆然と立ち尽くしている創真の全身を包み込んでいた。
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短くてすみません!




