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鍵師は道を切り拓く  作者: SYG
第一章
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浮かれた代償




鍵の力により自分の魔法を作り出し、巨大スライムを打ち倒した創真は、魔力を使い果たし魔力枯渇によって気絶してしまう。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




創真が目を覚ますと知らなくはないが見慣れてもいない天上だった。


創真は初の魔法に浮かれ、調子に乗って新しく魔法を作り出した為、膨大に鍵から流れ込んできた魔力も全て使い果たし魔力枯渇で倒れてしまったのだ。


創真は未だ疲労が抜けきらない頭で状況を確認する、そこそこの時間が経ったのか、周りに散らばっていた巨大スライムの残骸はとっくにダンジョンに吸収され無くなっていた。


ダンジョンには、様々な性質があり、今回のように魔物の死体などがダンジョンに時間経過で吸収されるのもその一つであった。


鍵はもう光ってはいなかったが、錆びは綺麗になくなり、金色の鍵になっていた。鍵を握りしめていると昨日の興奮が蘇ってくるようだ。


そこで、昨日のレールガンの魔法をイメージし構築する、鍵が記憶しているのか今回はとても早く魔法陣が完成・・・しなかった。


魔法陣の構築は途中で止まりボロボロになって崩れ去ってしまったのだ。これは魔力がない時に魔法を使おうとすると起こる現象だ。


つまり今、創真は魔力が足りていないということだ。


そして何よりも深刻な問題がある、それは・・・


腹が空いたっ!


一体どれほどの時間気絶していたのか、先程から胃が物を寄越せと抗議の声を上げているのだ。


だがしかし、ここには食べれる物などは無くこのままでは飢え死にしてしまう。仕方ないので創真は一度地上に戻り狼の肉を拾ってくることにした。


腹の虫をどうにか宥めながらとぼとぼと来た道を引き返す。ようやく地上に出て狼を4頭程回収、1頭はその場で食べ、残った3頭を脇に抱えてフロアマスターがいた場所まで戻る。


そこに肉にした3頭を置き、乾燥させておく。


そう、創真はここを拠点にしようとしているのである。


狼の肉の下ごしらえが終わるとやることが無いので現状確認をすることにする。まずは魔法からだ。


それから創真は色々な実験を繰り返し、今後の戦闘に役立てようとするのであった。

いつもお読みいただきありがとうございます


誤字、脱字等を見つけた場合ご報告いただけると有難いです。


今回は少し短めでした、申し訳ありません。

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