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四勢力と統合者  作者: 暮葉
第1章
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第2話{宿屋に訪問}

今回は続き上げました!

何ですが、時間が足りず短くなってしまいました。

すいません!

「いやっ、やめてください!」

 そう叫ぶサラスの手を男たちが強く(つか)む。

「はは、大丈夫だって。俺らと遊ぶの楽しいから」

「そーそー、楽しいよ」

 男たちはニヤニヤしながらにじり寄る。

 そして、サラスの服に手を伸ばしていた。

(誰か!助けて――)


 ドン!


「いてて、何だよ」

 戸惑(とまど)うサラスと男達の目の前には、変わった服装をした少女が転んでいた。

 後ろを見ている少女に一人の男が近づく。

「おぉ、かわいいな嬢ちゃん」

「へぇっ!?」

 少女は涙目になりながら、きょろきょろと周りを見ている。

 その間にも男はじりじりと近づいていく。

「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「うごぉぉ……!がはっ」

 叫び声とともに飛んできた少女のパンチに、男はうめき声をあげ気絶する。

「おい!てめぇ、なにやってんだ!」

「ぶっ殺すぞぉ!」

 サラスを掴んでいた男達が少女に殴りかかっていく。

(危な――)

「へぶらっ」「ごげぇ」

 突然飛んできた影に男達は吹き飛ばされてしまう。

「ま、斑……!助かったよ!ありがと!って、なんでさっきはタックルなんてしてきたんだよ!」

「ミィィ、ミッミィィィィィ」

 少女と現れた魔物の話し声に、サラスは我に返る。

(お、お礼言わなきゃ!)

「あ、あの!ありがとうございました!」

「うわぁ!へ、あ、いや」

 少女は周りの人だかりを見て、

「うぅ~……」

 パタンッ

「えっ?」

 気を失ってしまった。




 ―――――――――――――――――――――――――――




「うぅ~ん……」

 どこだろ、ここ?天井?

「あ!目覚めた!?」

 え、ひt「ミィィィィィィィ」

「へぶっ」

 何なんだよ……。斑痛いよ。

「大丈夫ですか?」

「あ、は、はいぃ」

「よかった~。急に倒れるからびっくりしちゃいました」

 急に……?あ、人に囲まれてそれで。

「ちょっとお母さん達呼んできますね!」

 まだ人が増えるの?恐いんだけど……

 で、でもいろんな人と出会うために来たんだ!恐いなんて言ってられないんだ。

「連れてきましたよー」

「起きたのね。よかったわ」

「大丈夫かい」

 僕は袖を握りながらコクコクと頷く。

「あ、自己紹介しますね!私は、サラス・アイティオーノです」

「私は母のパジナです」

「俺は父親でこの宿屋の主人ボカだよ」

 あ、僕もやらないと……!

「ぼ,僕は!……鷺宮……式葉です」

「サギミヤ・シキハ?変わった名前だね」

 変わってるかな?

 サラスが僕の名前を聞いて不思議そうな顔をしていた。

「ミッミィィ!」

 いたいっ、斑突かないで!

「そちらの子は?」

「斑って……言います。僕の親友……です」

「へぇ、なら使い魔ってことだね。すごいな、人間で使い魔を持ってる人なんて滅多(めった)にいないからね」

 斑は、嬉しそうに翼を広げた。

「きれいな髪の毛。すごいサラサラだし」

 髪の毛触られてって近い!

「同じ女としてうらやましいわ」

 へ?同じ……おんな?誰が?僕が?

「あ、あの!僕は女じゃなくて……男です!」

「「「へ?ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」

冬休み入るのでがんばります!

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