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疑心暗鬼
その一言で思い浮かんだのは、おととい集まった自身を含めた10人とこの都市伝説に興味を抱いていた友達だった。もしかしてこの中にアンサーさんがいるんじゃないのかと。それ以外の人はもっと信じられないのだが。誰がアンサーさんの都市伝説を実行しているのだろう。先生たちもあてにならない。なにやら話し合っているようだが、生徒同様パニックに陥っているのがほとんどだ。かえって冷静な顔をしている人の方が怪しく見えてしまう。
とりあえず、あの10人で合流しよう。そう考え動きだしたとき背中にひどい痛みを感じた。