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deep  作者: 白米
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女學生

 朝来たらシャチくんが女の子の制服を着て、クラスの麟子ちゃんの頭をがぶりと噛んでいた。わりと意味が分からなかった。


「朝ごはん抜いたの?」

「そう」

「なんで女装してるの?」

「しらねーよ」


 知らねぇよって。シャチくんの逞しい腕と胸部分がぱつぱつだし、スカートから出ている生足がえぐすぎる。私が言えることじゃないけどさ。それに知らないってなんだ。それにこの状況を無視して授業をする先生も随分、イカれている。もう慣れたけど。

 つぅんと麟子ちゃんの血の匂いが教室中に充満している。兎男くんがこちらを物凄い形相で見ながら震えている。目が充血しているのは元々か。失神していたり、怯えていたり既に死んでいたりする教室で、先生の話に真摯に耳を傾けているのは多分彼しか居ない。

 女装しているシャチだけだ。

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