SIDE STORY 智晴ver PART2
オリエンテーション合宿で仲良くなれてメールアドレスも交換した。
「私中学校の時、友達いなかったんだ。」
「中学と高校は違うと思うから気にしなくていいと思うよ。」
優しいー。
「優しいんだね。何て呼んでほしい?」
「優希で良いよ。」
「優希は彼女いそうだよね。」
何でこんなこと聞いたんだろう。
「良く言われるけど、モテないよ。1回しか告白されたことしかないし。彼女もいないし。」
「でも1回告白されているんだね。」
「幼馴染だよ。」
中学校時代は関係ないもん。
学校生活に入って優希も部活が始まり練習場を覗いてみた。厳しそう。でも頑張っている姿カッコいいね。友達としてだけどね。
「何してるの?」
ベニショウだ。
「何って、見学。別に部活はしないし。」
「放送良いね。優希はカッコいいから。」
随分と上からだねー。私の中で優希へ心が動いて行った。
時は経ち、高校2年の冬。優希もオフシーズンなので告白チャンス。昼休みに練習場を掃除していたので勝負をかけた。
「どうした智晴?」
「部活頑張ってるかなと思って。」
「本当はそんなことのために来たんじゃないんでしょ?」
ばれてた?
「うん。」
行くしかない。
「優希。私ね優希のこと...好きだよ。愛してる。」
聞きたくないな答え。
「少し考えさせて。」
「大丈夫。待つよ。」
私は帰った。
この日はベニショウの家に3人で行く日。でも優希からの返事がないから少し機嫌が悪い。
「優希、来て。」
私は返事を聞きたいからベニショウの妹の部屋に行った。
「何?え?すごい。」
「優希この人推しだよね?」
機嫌取り。
「智晴はこのユニット好きだよね?」
そうそう覚えててくれて嬉しい。あ、沈黙だ。返事が聞ける。
「智晴、ごめんね。智晴の気持ちには答えられない。ずっと友達としてしか見れていなかったから。」
「うん大丈夫だよ。」
大丈夫じゃないから。
「でもありがとう。俺たちずっと友達でいられるよね?」
本当はそれ以上が良い。
「当然でしょ。私、あんたより良い人見つけるから。」
玉砕したー。 続く




