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SIDE STORY 智晴ver
私の名前は阿部智晴。私は高校入学当時から原田優希と仲良くなりたいと願っていた。タレントだっただけにカッコいい。しかも放送部の特待で授業料免除。すごくない。でも彼、モテないらしい。初めて会ったときは中学校の時の大好きなアイドルのコンサートの時だった。
「優希君、私トイレに行ってくるね。」
原田優希だ。TVで見るより素敵。しかもDJ明日香と仲良いんだ。私はコンサート会場に入って席に座った。そしたら原田優希と席が隣になった。それにアイドルの団扇が一緒だった。
「あれ?同担ですね。」
「あ、本当ですね。」
「地元の方ですか?」
「はい。1人で来ました。」
「すごいな。俺はコンサートに1人では無理だよ。」
何だかドキッとした。
「優希君おまたせ。」
「トイレ並んでました?」
「うん。男子トイレも女子トイレになっているところもあった。」
付き合ってそうな2人。優希はこの時は気が付いていなかったと思う。
高校に入って胸を膨らませていたら原田優希がいるではないか。オリエンテーション合宿で話しかけてみよう。運が良く食事の時に私の正面に原田優希が来た。
「阿部智晴です。よろしくね。」
「原田優希です。仲良くしてね。」
勿論。 続く




