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朝を祝福する青い光


朝の光が部屋を青く染めている。


ここはどこだと考えて頭が痛んだ。


私はサキの部屋で眠りに落ちていた。

帰らなくてはと思い、立ち上がってベッドの方を見る。

サキが眠る、その隣には知らない女性がいた。

控えめでなめらかな顔の輪郭、アーモンド型のはっきりした瞳に下がり眉。

恐らくサキの母親だろう。

二人はとても良く似ていた。

ぴったりと寄り添い眠る二人。

透き通る光のなかで、二十代に入ったばかりくらいに見えるその女性はまるで母親の愛情を求める少女のようにしてサキに抱きしめられていた。

これではどちらが母親かわからないと思った。


 外から玄関の鍵をかけて、それをポストに投函する。

どうして私がここにいるのか、その説明はサキに任せることにして私は部屋を後にした。

湯を沸かしてコーヒーを口にする。

窓の外では新聞配達のバイクがせわしなく行き来している。

まだ夢のなかにいるみたいだった。

シャワーを終えて布団に潜り込む。

眠りに落ちるのは早かった。

暗がりの中で深い森が私のために揺れている。

私は頭上にきらめく天の川に吸い込まれていく。


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