表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

おっさんの徒然エッセイ

殺人ロボットですって、奥さん

先日のアメリカ、サンフランシスコ市での議決に関してつらつらと考えたことです。

特に纏まってませんが、よろしければご覧くださいm(_ _)m




 サンフランシスコ市監理委員会が警察組織(サンフランシスコ市警)が、危険な現行犯などに対して殺傷能力を有するロボットの使用を認める決議をしたのが今月の頭12月1日のことで、その後に根強い反対運動と抗議活動によって、この決議が撤回されたのが同月6日のことでしたね。




 2016年にはテキサス州ダラスにて、警官二人を射殺した犯人を爆弾を搭載したロボットを使い爆殺していますが、この時に使用されたのは本来は爆弾処理に使われるロボットを改造したものだそうです。




 ウクライナでもドローン兵器の有用性はかなり実証されましたし、AI兵器の活用範囲も拡がれば、AI搭載のドローンが索敵から、そのまま交戦して相手を殺傷するなんてことも現実になる日はそう遠くないと思いますね。



 ですが、こうした形での運用は「相手を殺傷するハードル」を著しく下げてしまわないかと不安になります。


 イランイラク戦争当時の流出画像で、遠隔操作した兵器を用いて攻撃している米兵たちが、まるでTVゲームでもやっているかのような会話をしながら敵兵を撃ち殺していたのにはゾッとしましたが、それ以上に文字通りに無機質に条件に従って殺傷を繰り返すモンスターを作り出すことへの疑問は持っていて欲しいですよね。



 司法の場で死刑が残虐だ、人権に反していると言うことには一定以上の議論の価値はあると思いますが、反面で行政の範囲の中で、現行犯が撃ち殺されたり、ダラスの例で言えば爆殺されています。


 勿論、差し迫った危険や被害拡大を防ぐ目的のための正当な行為であると思います。

 ですが、反対に出来るだけ、怪我を負わせず、殺傷することなく、相手を即時拘束する技術や道具の開発ももっと行うべきでしょう。

 現状でも、射出できるネットや、メタルジャケット弾など、殺さずに確保する技術や装備はあると思いますが、それらの技術向上と普及もまた、至上命題であるべきですよね。


 現場では撃ち殺しているのに、それを黙認して死刑反対を唱えても虚しいですからね。

 司法の裁きなく、行政判断で銃殺されるのでなく、しっかりと裁判を受けさせることが出来るようにすることも大切だと思います。


 ですが、銃社会では「撃ち返す」ことも権利ですからね。日本では「武器」と成りうるもので攻撃すれば、ほぼ「過剰防衛」になってしまいますが、アメリカなら「銃」で撃ち返しても正当防衛が成立しますからね。日本の正当防衛の幅の狭さも問題だとは思いますが、ほぼ「私刑」を容認しているに等しいアメリカの基準は「前時代的」では無いんですかね。


 銃乱射事件の度に全米ライフル協会は「現場にいた人間が犯人を射殺すれば被害は拡大しなかった」と言いますが、確かにそれも真理ではありますが、そもそも簡単に銃器を買える社会そのものを見直すべきではと思ってしまいます。




感想お待ちしてますщ(゜д゜щ)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 殺人ロボットって身近な存在になってきているのね。 ふと思ったんだけど、無実の罪をきせられて、立てこもっている主人公の元に警察から殺人ロボットが差し向けられて、それと戦う話とかあったら面白そ…
[一言] ロボット兵器を議題としてるエッセイ内容とは少しズレる上、まとまりのない話になりますが…… 非殺傷兵器の開発は拡大化してますけど、実用化は難しい分野ですからねぇ。 問題は色々ありますけど、一…
[良い点] >現場では撃ち殺しているのに  本当ですね。  軍隊だと少火器以下の間合いだとストレス障害になる率が高くなる話もあるかと思うので、そういう点では有益かもしれません。  殺傷のハードル…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ