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豆柴海内無双  作者: 福本真理
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豆柴、燃える!

4時間のハイキングは、小さな村でに着いて終わった。村は小さくでも活気があり皆笑顔だ。


「俺達と従魔のノワールだ」

「何日いる?」

「2日宿泊するから…2泊3日だ」

「了解した。イーグルは4人で銀貨3枚。従魔は従魔登録してないから高いが良いか?」

「いくらかによる」

「銀貨3枚だが…」

「良心的じゃんか!高いと言うからビックリしたし!」

「金貨1枚とかね(笑)」

「ボッタクリ酒場じゃないですよ!」

「すまんすまん(笑)」

「それでは…ようこそタン村へ!」


村の中は以外と活気があり、露店も少ないながらもある。


「それじゃ、宿に荷物を『空間収納にしまうのは?』アリ…だな」


それを機に、コソコソ分からない様に収納し、各自必要な店に足を向けた。




ほう、串焼きか。キノコもあるのか!たまらん!


「お?カワイイ客だな!」

『わん、わん、わん!』


絵も書いてあるメニューを叩き、コレを寄越せと教えて金を渡す。


「食いやすいように串から外すか?」

『わんわん!』


顔を横に振り、皿に置かれた串焼きを食べる。

肉は甘辛いたれ、野菜はチーズ乗せ、キノコはシンプルに塩のみ!


『わんわん!(キノコがヤバいぞ!旨味がじゅわわわだ!)』


キノコをお代わりし、串焼き店を後にした。




広場でムスッとした老人男性がベンチに座っていた。

ベンチはそこしかなく、トテトテと歩いてベンチに乗る。


「……犬か」


ふん、と見下ろし綺麗な色をした飲み物を飲む。


『わん?』

「黙れ」


おぅ…隙を与えないと言うか…気難しそうな…。


『…わん』

「…」


無視かよ。絶対に懐柔してやる!

右前足を老人の太腿にポフリと置くが、軽く払われ、それを何回か繰り返すと、五月蝿いとベンチから下ろされた。


再びベンチに上がり擦り寄り、寝そべてみた。無視。完璧な無視。


「お!まめしば!」

『わう!』

「こんにちは、まめしばが何かしましたか?」

「……」

『わうわう(この爺さん、俺が懐柔してやる)!』

「できるのか(笑)?」

『わうん(まかせろ)!』

「申し遅れました、俺はイーグルのリーダーのザップと言います。

どうやら、俺達の仲間のまめしばがお爺さんを気に入りました。良ければまめしばの友になってください。

まめしば、俺はまだまだ用事があるから、お爺さんと仲良くしろよ〜〜」


ザップさんは、爺さんに礼儀正しく挨拶し、俺と爺さんの中に入ってくれた。


ならやることは1つ!

爺さんを懐柔しメロメロにすること!

そして、仲良くなれたら良いな。



読んでいただきありがとうございます。


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