表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
豆柴海内無双  作者: 福本真理
13/14

豆柴、シークレットスキルを知らぬ間に付与される

悲観していても、泣いていても、お腹は空くし眠たくなるし、当たり前に朝は来る。


目覚めは朝食の良い匂いと、明るく頼もしい仲間のお早う。


『おはよう』

「おはよう、まめしば。今日も…カワユイー!」

「こらこら!あまり強く抱き締めたらノワールが苦しいぞ!」

「おはよう、ノワール。良く眠れたかしら」


シュリさんに抱き締められながら、わん!と吠えれば、リンさんはふんわりと微笑んでくれた。


「さて…と。朝飯後休憩したら、出発すんぞ」

「荷物整理しないと…リン、薬草とかどう?」

「道中探さないとね」


おー…何1つ変わらん朝だ。


「まめしば〜、後2時間で出るぞ」

「メシ食え!」

「私達もでしょ!リンのサンドイッチはボリューム満点なのよ!」


気にしてないのか?昨日の話俺だけ気にしていたのか。


皿に置かれていくサンドイッチは、野菜サンドイッチ、蒸し鶏のサンドイッチ、燻製魚のサンドイッチ、トマトと野菜のスープは栄養満点!


「野菜も終わりか?」

「ジップさん!終わりました。次の村まで4時間半ですし、食料は大丈夫です」

『次の村は泊まり?』

「そうなるだろうな。買い出しやらしないとならない」


サンドイッチを食べながら、4人の会話を聞き、1つ欠伸をした。




冒険者チームは、1人1人助け合い、戦い、笑い泣く。チームワークが無ければ成り立たない。


俺はどうだった?

新人にも部下にも仕事は回したが、皆が皆プライベートを優先し、疲れて眠たくなりミスをする。それを、俺だけが叱られていた。部下の責任は上司だと言われて。

それからだ、仕事は全てしてきた。回さず話さず俺だけでしてきた。ミスする心配すらないからな。

何かを言いたそうにする上司や部下達を無視し、仕事を持ち帰り4時まで仕事していたな。


『失敗は…しない…したくない』


今度こそ、俺は間違えたりしない。

だって、もしかしたらこれはチャンスかもしれないから…。




東京のとある大企業。

あるサラリーマンが仕事のし過ぎで過労死し、サラリーマンのマンションからはミスを彼だけのせいにし罵る上司、仕事をせずサボる部下、それを補う様に働く彼の映像を録画したハードディスクが見つかった。


それらの証拠は、ホワイト企業をうたう会社にとって大打撃となり、一気に経営は傾いた。


彼を罵った上司はクビになるも何処の企業も雇わず、それは彼の部下達も同じだ。


【んふふふ。借りは返したわ。私の眷属を助けてくれたんだからね。

建前として、人口がとか話してあるけど。簡単に異世界転生なんて出来ないわよ】

【にゃおん!】

【え?シークレットスキルをやれ?】

【じゃぁ、ある条件…魔物を100匹倒したら人間にもなれる、はどうかしら?】

【にゃにゃにゃーん!】

【最高?ふふ、ありがと】


紫の髪を揺らしながら綺麗に微笑むのは、この世の者とは思えない美女だった。




読んでいただきありがとうございます。


感想、誤字脱字、ブックマーク、★ポチリよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ