話を聞かない少女
「もしよかったら一緒に行動してもらえませんか…?」
…ん?
「あ、やっぱり迷惑ですよね……」
そんな泣きそうな目で言われたら断れないだろ…!
まあ、断るつもりはないんだけど、
「いえ、俺から言おうと思っていたのでびっくりして」
ここは右も左もわからない世界だ
それに1人でいるより、2人でいた方がより安全だろう
「本当ですか?!ありがとうございます!!」
それより、なんでヴェラはここにいるんだろう…
「なあ、ヴェ「あの、なんでリューセイさんはこんなところにいたんですか?」
あ、また俺の話を…
まあいいけど…
「俺は別の世界から来たんだ…多分。寝てて起きたらここにいたって感じだな。
何かわからないか?」
するとヴェラは困ったように、
「転移魔法…?すいません、その手の魔法はあまり……」
まあ、そんなに期待してなかったからいいけど
「ヴェラはなんでここに?」
そう聞いた途端にヴェラは泣き出してしまった
「えっっ、だ、大丈夫か…?」
俺おかしなこと聞いたか?
とりあえず落ち着くまで待とう…
10分くらいして落ち着いてらしい。
ヴェラはゆっくりと喋り出した
「実は私、奴隷だったんです…」
機械が不調なため短くなっております。。。