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意外とそんなもんなんだ

「ここは…どこだ…?」

目が覚めると、全く見覚えのない場所にいた

うーん。ここどこだ?日本にこんなおかしな植物あったっけ?

てか、なんで俺こんなに落ち着いてるんだろ…

普通はもっと驚くよなぁ

多分情報量が多すぎて飲み込めてないんだろうな…

よし、一旦情報を整理しよう

まずここは…森だな……うん。あ、もしかして樹海か?

それならさっき見つけたようなおかしな草があってもあり得るな。

だけどなんで俺はこんなところにいるんだ?

謎は深まるばかりだ

「…よし、少し歩いてみるか」







うーん…ここ絶対日本じゃないよな…

俺の知ってる日本じゃ動く木なんてなかったぞ…?

てかまず俺の知ってる世界にそんなものなかったよな…

もしかして…

「ここは異世界…?」

なわけないか…流石に非科学的すぎる

まだ新種の木だって言われた方が現実的だな

うーん…

「キャーーーーーーーー!!」

近くから人の声?!

絶対悲鳴だったよな?

これは行った方がいいのか…下手に動けば俺まで危険に晒される。

「まあ、行くしかないよな……」







悲鳴のした場所に行くと、1人の少女をさっきの動く木が襲っていた

「た、助けて…誰か…助けてください……」

これ俺だけで助けられるか…?

「あ、あのー…?」「お願いしますこの枝を切ってください!!」

「あ、はい…」

なんだこの子怖いな…

「あの、切るものって…」

「持ってないんですか?!ここはあの悪魔の森ですよ?!」

悪魔の森…

え、ここほんとに異世界だったの?!

少し考え込んでいると

「あの…早くお願いします…そろそろ限界なんです…」

懇願するような様子で言ってきた

うーんどうしよう…

そういえばあの動く木ってなんか俺のこと避けてるんだよな…

気のせいだよな…

一応試してみるか。

「なんで本体に近寄ってるんですか?!危ないですよ!?ってえ?!」

あ、やっぱりなんか俺のこと避けてる。え、だいぶショックなんだけど。

前の世界でも色々あって避けられたりすることがあったけどこっちの世界でもかよ…。

あ、どっか行った…。

「あの…ありがとうございます…私はエルフのヴェラと申します…」

「あ、僕は黒田流星と言います」

あ、この子可愛いな…

「あの、さっきのってなんですか?!」

「さっきの…?」

この子結構グイグイくるな…

「トレントが逃げていった時の技です!」

トレント…?あーあの動く木か。

「何って言われても…分かりません…」

そうするとヴェラは残念そうに

「そうですか…あの技があればもしかしたらここから…」と独り言のように言った

うーん、しかし異世界か…

全く実感が湧かんな…

小説で読んだ異世界転移モノで、主人公もっと驚けよって思っていたが、なるほど…これはもう気にしたら負けだな!!

とりあえずもっと調べてみるか……

「じゃあ、お元気d…」「あの助けてもらっておいてなんですが一緒に行動しませんか…?」

よろしくお願いします!!

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