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1話

2030年、日本

奴らは突然現れた

真っ赤に染まった紅い空を姿、形の見えない謎の飛行物体が飛び交い戦いを繰り広げる。

奴らは突然消えた。

そして世界は奴らを不可視(Invisible)と名付け、それに対抗するべく対Invisible兵器、可視(Visible)を造り不可視と戦かってきた。

その戦いの影響で日本は崩壊していた。人口が約1億人だった日本の人口は数十万まで減り、日本列島も原型をとどめているはずもなく国と呼べるものでは無くなっていたが日本と友好関係を結んでいたアメリカなど世界中の国が日本を再建しようと協力し2100年には日本は世界一の不可視対抗国となった。

2130年不可視が現れてから100年経ち、世界は不可視との戦いに終止符を打とうとしていた。

このような大災害が起きたが不可視の存在は公には大震災とされ不可視の存在は国家秘密とされていたため一般人は何も知らないのである。

そして不可視を肉眼で見える能力を持つ人間がいた。

その人物の名は東雲しののめ 視郎しろう16歳、男子高校生である。

そのため視郎は容姿は優れていて、運動神経も良いがみんなから変人や、奇人などと距離を置かれていた。

そんなある日視郎が通う橘学園に不可視が現れた。

一瞬にして学園は崩壊し学園の生徒はほとんど死んでしまった。

不可視が見える視郎は何とか攻撃をかわし、軽傷だった。

視郎が空を見渡すと、突然目の前にいたはずの不可視が消滅したのだ。

視郎は何が起きたのか分からず立ち尽くしていた。

数秒後透明化していた可視に気が付き可視に乗っていた少女に声をかける。

少女は驚いた様子でしたにいた視郎のそばに降りた。

視郎は少女から目を離すことが出来なかった。

その少女がとても美しかったというのもあるが、頭から角が生えていたからだ。

どうして角が生えているの??

少女はさらに驚く。

え?角が見えるの?

視郎は何を言っているの?と首を少し傾ける?

少女は言った。

この角は普通の人間には見えないの

あなたにはそれが見えている

あなたは何者?

視郎は何も言えなかった

自分が普通の人間ではないと言われたからだ。

薄々気づいてはいた。

みんなが見えないものが見えるという事がどういうことか

でもそれを面と向かって言われると自分は何者何だだという恐怖で気が狂いそうになる。

分からない。

視郎は俯いて応える

そう。

少女は少し寂しそうに言った。

どうしてそんな顔をするの?

視郎は反射的に口にしてしまった。

だって私は普通の人間じゃないのだから。

そして少女は続ける

私は生まれてからずっと一人だった。

今までもこれからも。それは変わらない

それじゃあ。

少女は可視に乗り込もうとする

何処に行くの?

視郎は問う

奴らを倒しに行くの。

少女は辛そうに言った

そんなに辛そうなのにどうして?

視郎は少女より辛そうな顔をして言った

それ以外私には出来ないから。

なら僕も行く!

何を言っているんだ僕は。柄でもないことを。

あなたに何が出来るの?

少女は真剣な目で問いかけてきた。

分からない。でも!君を一人にしちゃいけないと思った。

君を一人にしたら絶対に後で後悔する。そんな気がしたんだ。

少女は涙ぐんだ目に手を当て笑った。

何それ?

あなた名前は?

少女は少し頬を紅く染めて言った。

視郎、東雲視郎。

君は?

視郎は嬉しそうに言った。

私はイリス。

イリスも嬉しそうに言った。

1話を読んで頂きありがとうございました。

このような終わり方なので早く次話を書く予定ですので何卒よろしくお願いします。

今の所タイトルとは全く関係無いですが次話からタイトルに触れて書きますので次話を読んで頂けると幸いです。

今から次話の制作に取り掛かります。

では2話でまたお会いしましょう。

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