世界観
物語の世界の世界観です。今後更新する可能性あり。
【世界観】
◆物語開始時の年
US2216年/US=裏世界。
◆世界名:クレージア
既にない古代言語で「安らぎの心」という意味だが今は知られていない。五百年以上前に呼ばれなくなった。
◆大陸
東西南北とその中央、5つの大陸がある。
〔東〕トウ大陸/カトレア
草原が多く、空気が比較的清らか。ピクニックに最適。
〔西〕セイ大陸/レイトーマ
木々が多く生えているが、人間が行き来するための街道は整備されている。
〔南〕ナン大陸/江月
エルフ、ドワーフ、妖精等の絶滅危惧種がいるが、
人間には見つからない場所で暮らしている。
〔北〕ホク大陸/ダリス
五十年に一度咲くルフト草がある大地。
気温は他の大陸に比べると低め。
〔中央〕ミッテ大陸/龍族跡地
ゼネリアの能力で外側は炎、内側は氷の柱に覆われている。
人型(人間に化ける事)になれない龍族の子供とその母親が暮らしている。
元々は龍族と妖精が共存する、美しく生命に満ち溢れた大地だった。
◆世界の理
三国の王の他に、未来を見る破王・過去を見る流王・龍神がいる。彼らはクレージアを見守り、支える存在であり人柱。
破王:時空の扉の一つを管理。扉を使って過去へ行くことが出来る。
流王:時空の扉の一つを管理。扉を使って未来へ行くことが出来る。
龍神:クレージア、魔界や他の異世界との干渉の監視役、異界の扉の管理者。
破王・流王は同じ能力を持つ者の能力が安定した後、世代交代をする。王となった瞬間に、成長が止まり不老となる。流王は順調に世代交代が行われていたが、破王は五百年ぐらい交代されていない。次期王はマナとゼネリアの予定だった。
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【歴史】
種族としては人間と龍族と二つだが、この世界での考え方は人間+@という考え方。この歴史の書物は人間が作っているため、あくまで人間中心の考え方である。
US2013年
世界には三つの国と一つの種族があった。
US2047年
龍族の五分の三が減る。
US2051年
ダリスから独立し、江月が建国される。
US2103年
一人龍族の手によって龍族が滅びる。
また、人間の犠牲者も少なくはない。
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【国】
◆江月
イゼル・メガルタが統治する国。他国との交流を絶っているため、謎が多い。通常見えないように結界が張ってあり、触れると電気が走る。その中に江月があるが、その国の者でなければ入れない。ゼネリア、緋倉、フォルトアの三人が江月のあるナン大陸の森番をしている。その実態は、龍族の住む里である。彼ら龍族は、便宜上"人型"という人間の姿で暮らしており、中には人間や他種族との混血も存在する。
◆ダリス
不穏な動きをしている。六華天という6人の猛者がいる。国内では差別による格差がある。裕福>>貧乏、強い>>弱い、健常者>>障害者といったように、あらゆる力が支配している。ユズの出身地。六華天の頭は司だが、キルクに監視されている。
◆カトレア
中立の立場である国。争いがあった場合、仲介に入ることが多い。芸術に長けた国。片桐緋刃が国王と江月との連絡役として滞在している。ネツキ・ウッド・カトレアはこの国の第三王子であり、カトレアで起きている問題にうんざりしている。キツクラ・エレ・カトレアはネツキを次期国王にしようと考え、緋刃に連れ戻すよう命じる。結果、ネツキは歴史の真実を知りたいが為に国王に、恋人エルルは王妃となった。
ところが、国王になって楽をしたい第一王子アツキ・トッド・カトレアと第二王子カツキ・コッド・カトレア、その母コロン・カトレアがあらぬ噂を国民に流し、先代国王キツクラ・エレ・カトレアの怒りを買う。その結果、ネツキにより異母兄弟である二人の王子とコロンは王族籍を剥奪されてしまう。
◆レイトーマ
他国とも友好的で活気あふれる国。だがそれは先代国王までの話。マライア・ソール・レイトーマ王が統治していたが、治安が悪くなっていく一方だったが、弟のマト・トール・レイトーマが王となってからは少しずつ暮らしやすくなる見込み。マライアが国王の間、マナ・フール・レイトーマは軟禁状態だったが、マトが国王になってからはマトの強い希望でマナに江月へ行ってもらうことに。その真意はマナを保護してもらい、少しでも長く日常を送るため。
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【龍の神殿】
◆お伽話
龍の神殿は、龍族がまだ健在の頃に龍神を祀るために建てられたとされている。その神殿に生け贄の血をささげることで、さまざまな恩恵を得ていた。しかし、龍族が滅びると同時に消えましたとさ.
◆実際
龍神、流王、破王の住まう場所。ゼネリアの頼みがあり、今はかつてのミッテ大陸の大地を移動し、妖精・エルフ・ドワーフの住居地にもなっている。神殿へ繋がる入口は龍族の長と次期王となる者にしか開けないが、マナはまだそれを行う事が出来ない。雲のはるか上に存在する。