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黒髪のマキ  作者: Rainbowproject
7/18

第七楽章【望み】

―次の日・・・


キーンコーンカーンコーン・・・

 


高野 「あー今日も終わった!よしよし!」


カレン 「高野、今日放課後どうするの?」


高野 「まだ決めてないな~・・・あれ、マキは?」


カレン 「職員室行ってるよ・・・お、ちょうど帰ってきた」


マキ 「カレンお待たせ。今日も来る?」


カレン 「え、いいの?」


マキ 「うん」


カレン 「やった!じゃあお邪魔しちゃおっかな~」


マキ 「高野、今日の午後あいてる?」


高野 「えっ・・・あいてるあいてる!」


マキ 「じゃあ高野もおいでよ」


高野 「いいのか!?ありがとう」


カレン 「私なんか昨日もお邪魔しちゃったからね~(笑)」


高野 「カレンってほぼマキの家に住んでるようなもんだよな(笑)」


カレン 「えへへーっ」







― 十五分後・・・


マキ 「ただいま~」


カレン&高野 「お邪魔します」


マキのお母さん 「あら、いらっしゃい♪」


カレン 「昨日も今日もすみません(笑)」


マキのお母さん 「いえいえ、嬉しいから~さ、高野君もあがって」


高野 「は、はい!失礼します」


マキ 「コーヒー飲める?」


高野 「あ、うん!」


カレン 「マキちゃん、あとでピアノ弾いてね~」


マキ 「カレンさっきからそればっかり(笑)」


カレン 「だって~」


高野 (き、緊張・・・)


マキ 「じゃあ私の部屋あがる?」


カレン 「うんうん!」




―3人はカップを手にしながら階段をあがった。


カレン 「わ~い、マキちゃんのお部屋!」


マキ 「てきとーに座って」


高野 「部屋めっちゃキレイだな」


マキ 「そんなことないよ。グランドピアノでほとんどスペース埋まってるし」








―三十分後・・・


カレン 「マキちゃん、何か弾いてよ~」


マキ 「んー。」


マキはピアノに向かった。


♪♪♪~~♪~~♪~



カレン (わ~~!!かっこいい!)


高野 (す、すげぇ・・・!)


♪♪~~♪~~~


♪♪♪~~~♪~~~






マキ 「ふー。」


カレン 「すごいっ!さすが!!」


高野 「上手すぎる・・・!」


カレン 「ねぇ、音楽室でコンサートやってよ!」


高野 「確かに!これはみんなに聴いてもらうべきだよな」


マキ 「え・・・また?」


カレン 「うんうん!!前回も好評だったし~!ちょっと学級委員長に連絡しておくね!今日はおいとま~!」



マキ 「うん・・・」


高野 「ちょっと強制的だな(笑)」


マキ 「仕方ないなぁ・・・ってか、いつ?」


カレン 「明日!」


高野 「え、そんなに早くかよ!」


マキ 「分かった」


高野 (マジかよ・・・!)


カレン 「ありがとうマキちゃん!さ、高野帰るわよ!」


高野 「え・・・お、おう・・・邪魔したなマキ」


マキ 「またおいで」


カレン 「お邪魔しましたー!また明日ね♪」


マキ 「あんまりみんなに迷惑かけないようにね」


カレン 「はぁ~い!」


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