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1話め

 ホラーな存在だらけですが、基本的にコメディです。


さとると魔唱の設定を考えてみました。これで矛盾が減るといいけど(お世話になっている方から感想頂いて編集してみようと)


さとるは「学校デビュー」をしようと……

 悟は、本来の性格はおとなしい感じだった。ある日、中学校の友達から「もう少し積極的な方がいいかもよ」とアドバイスをもらって実行。目立つ存在になる事自体は苦痛じゃなかった。もしかしたら、目立つのを自重してくれる友達がいれば別だったかもしれないが? 後はテンションの強弱を使いわけられるとか。でも本来の性格から無理がたたって精神的に苦痛になっていく(いつもクラスの中心にいるには何らかの情報を常に入手する必要がある)思春期の級友達の興味の移り変わりは激しい、それに翻弄ほんろうされっぱなしになる。やはり憧れる性格と、自分に合っている性格が違ったのかもしれない。最後は……


 唱子は、誰かれ構わず話の輪に入れる少女の一人であった。勉強なんて……という共通の話題に華を咲かせていたが、彼女の本心は全然違った。地味でも良い、一人でも支えてあげられる親友が欲しいと願っている仮面をかぶった少女。彼女はある日、家が放火されて一酸化炭素中毒で死んでしまった不遇の少女。


     

     ◇               ◇              ◇


 聖オカルト総合高校、この学校は当然異界(魔界)に存在しているのでカラスが不気味な声で鳴き、 学校自体もボロボロな、人ならざるものが通う異界の学校。そこへ転校生として主人公がやってくる。

「こんにちーっ、転校生のさとるです」

 元気いっぱいに登場した僕はさとる。テンションが高いのは初日だからというわけでもなく、実はいつものことだったりするんだよ。


「魔族の皆さんよろしくね!」

 ゾンビや小悪魔・包帯男はこういう学校なので、随分と活発なゾンビが入学してきたなと考えて担任にさとるのことを聞く生徒もいた。

「人間なりに頑張るから!」

 僕が人間なのにこの学校に入れた理由? 人間の世界で辛いことがあったから睡眠薬を大量に飲んだ覚えがある、その時にあった死神と思われる人(?)が関係していると思うんだ。

“人間!?”

 この学校で聞くはずない単語に人外の者達がざわついた。


「なんで人間が!?」

 ゾンビや包帯男達も元、人間だったみたいだ。しかし、生身の人間が転校してきたのはおかしな状況である。

「わしが答えよう」

 さとるが転校してきたクラスのドアを開けて、死神が入ってきた。僕はこの学校にずっといるかどうかで臨死体験で済むか、成仏するかもしれないってこの死神に言われたんだよね。


「校長!?」

 死神な校長の話を聞くために教室内が静まり返った。さとるも自分が死ぬかどうか生死がかかっているので耳を傾ける。

「魔族との交流を人間が出来るか証明するため、特例で入学を許可したのじゃ」

 死神校長が聖オカルト総合高校の生徒達に涙ながらに訴えかける。


「魔族と人間は共存できるとわしは信じておる」

 僕は死神校長の意見に賛同していると証明するため、死神校長の横から文字通り強く突っ込む(体当たり的な意味で)

「良いこと言うじゃん!」

「校長――――――!!」

 最初から死神なので骨だけ状態というのがあるとはいえ、バラバラに崩れたのには人外のモノたちにも刺激強かったみたい。



 さとるは社交的な性格(だが、言わなくていいことまで言ってしまう損な性格ではある)なので初めての場所でも新しい仲間を作ろうとする。

「よっしゃー! 友達作るぞ」

 当然のように騒がしいのが好きではない人もいるので難しい本を読んで黒いローブを着た少女に注意された。

「ちょっと。勉強中だから静かにしてよ」

 話しかけられたのが嬉しいさとる、改めてその人物の服装とかを見て問いかける。

「あなた魔女!?」

 

 さとるの声が大きかったせいか、魔法使いっぽい少女はかなり驚いた。

「そうだけど……」

 飛び上がりたいほどの勢いで喜びを表現するさとる、魔女見習い(?)はさとるについていくことが出来ない。


「すごいよ! 魔法見せて~。僕にかけてよ回復魔法とか」

 やってみて欲しい魔法を次から次へと言っていくさとる、思いつくままに言っているので何を話しているのかわからなくなってきている。

「一発で死ぬやつとか」

「かけて……欲しいの?」

 魔女見習いは多分その魔法を使えないだろうが、彼女の顔が青ざめてきているので、さとるが「今のなし」と気づくのはそろそろであろう。


 机の上に魔法書が置いてあるのに気がついたさとるが魔女見習いの少女に質問する。

「勉強家なの?」

「当たり前よ」

 質問に答えながら魔女見習いが魔法書を手に取った。

「魔法大臣を目指しているんだから常にトップでなくちゃ…………」

 自分の目標を主張する魔女見習いは話をしている最中でも魔法書を手放さなかった。それだけ努力を積み重ねているのであろう。



 警告タグは念のためといった感じで。


短編です。


怖い感じの要素はほとんどないと思われます

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