ゴブリン
ゴブリンを1匹見かけたら、近くにあと10匹はいると思え。
―――熟練の冒険者バルガス、新人の冒険者への助言
ゴブリン
アストリア大陸全域に存在する魔物。
魔界でも数の多い魔物であり魔神の尖兵としても用いられている。
緑や赤の肌、子供の背丈ほどの身長、そして醜悪な笑顔など様々な特徴を持つ。
武器はこん棒や手作りの槍など。
大体のゴブリンは洞窟や山地などの土地に住んでいる。
その住処から通りすがった旅人や動物などを襲って食料とする。
個々のちからが弱く一体だけならそこらの農民でも倒すことができる。
そのため新人の冒険者の依頼によくおすすめされている。
大体は10匹前後の群れを作り行動するが、時に30を超える大規模な群れを作る場合がある。
このような群れは身の丈に合わない自身を持ち、村やほかの魔物を襲撃する。
知能が低く、さらに臆病である。相手よりも数が多いと強気になり高圧的な態度をしめすが相手が手ごわいと判断するとすぐに戦意を喪失する。また群れの同じゴブリンがやられると同じように戦意を失う。
ゴブリンは同族意識が薄く、仲間がやられても気にしない。強い者には媚び弱いものには威張り散らす。彼らの群れに規律はあってないようなものであり同族同士の争いも激しい。
一体一体の力も弱いため多くの魔物から下に見られている。そしてゴブリンも同じようにほかの魔物を見下している。
信仰
ゴブリンたちは主に妖魔神ゴルバック、魔獣神デネギアを信仰している
信仰といっても宗教的な行為は行わず、敬いなども持っていない。
ただ力が強く自分たちを生み出したからあがめているだけであり信仰しない個体も多く存在する。