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パレット  作者: 毛利鈴蘭
3/9

無色

命はきっと無色なのではないだろうか。


 

 

見えないから無色なのではない。


命を有する者によって、それは千差万別に姿形を変え、時に醜く、時に美しい色や芳香を醸し出す。

 


 

命は変わる。


 

 

そう、それはある時は軽くちっぽけであり、またある時は何ものにも代え難いものである。


生きるが故に命は異なり、時に交わり、時に別れいつまでも同じ色を見せることはない。


しかしながら、命が最も鮮やかな色を見せる時は常に、他者に求められる時であろう。

 


 

他者に必要とされたい。


認められたい。


それは生きるが故に、万人が有するイド。



 

人は一人では生きていけないというのもまた、無意識に他者を欲しているからであろう。

 


 

生き甲斐を持ってこそ、人は人らしく『生きて』いるように思える。


そして、生き甲斐に満たされた状態を人は、幸福と呼ぶ。


                                         

                                    

                                       

                                        

                                         

             


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