表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はつ恋のクリームパン  作者: 美鑈ーみにー
1/1

私と先輩の出会い

今回は地味な女の子、神谷藍は最近パン屋によく来る先輩と出会います。

久しぶりに異性と話すことが出来た藍は幼馴染に嬉しそうに話すが、、、??

私の名前は、神谷 藍。


私は男の子と話したりするのがとても苦手です。

いや、苦手でした。


恋愛も出来ない私を救ってくれたのは1人の男の子でした


では少し昔の話をしましょう


~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は今高校2年生。


地味な高校生活を送っています。


入学した時から話すのが苦手は私は女の子の友達すら出来ませんでした。


私の友達は幼馴染の、桜井 文哉だけでした。


文哉は優しくていつも私の味方をしてくれる最高の親友です。


中学の時から男の子と関わるのが苦手な私だか、文哉だけは普通に関わることができた。


高校1年の時は同じクラスに文哉がいたけど、2年になってクラスが離れてしまいました...。


文哉がいないから静かに目立たないように過ごそうと思っていた私の隣の席は学年1人気者の、五十嵐 奏多。


五十嵐くんの周りには女の子がいっぱいで賑やか、。


藍『もー、最悪だよ。こんな席、、』


私はずっとこんなことばかり考えていました




ーある日のテストー


藍『あれ、ない。どうしよう。』



休み時間に確認したはずのシャーペンの中に芯が1本も入っていなかった。


手を挙げたが試験監督の先生は全くこっちを見向きもしない



その時ーー



すっと私の机に誰かが何かを置いた



藍『ん??』



五十嵐くんがシャーペンを貸してくれた


とりあえず私はそのおかげで無事にテストができた


でも五十嵐くんの周りの女の子たちがいて返せない、、。


もし私が五十嵐くんからシャーペンを借りたことがみんなに知られたら.....



??『藍ちゃん!ちょっといい??』



そんなことを考えてる時に誰かに呼ばれた


女の子に自分の名前を呼ばれたのは久しぶりだったので変な声が出てしまった。


顔を隠しながら呼ばれた方に行った


そこには五十嵐くんと1番仲がいい、高山 花蓮さんだった。



藍「高山さん?どうしたの??」



高山さんは一気に顔が変わった



高山さん「なんでアンタが奏多の持ってるわけ?」



私は急なことでびっくりしてとっさに謝った



高山「アンタみたいな地味なやつがなんで奏多の隣の席なの?どーせ奏多のこと好きなんでしょ?!言いなさいよ!」



五十嵐くんには全く興味が無かったのでその事を伝えて走って教室に戻った



藍『私なんて五十嵐くんと話したことないし、、』



荷物をまとめてシャーペンをそっと五十嵐くんの机に置いて私は教室を出た


ーーーーーーーーーーーーー


私のお母さんはパン屋で働いている


しかもこのパン屋さんはクリームパンが美味しいとテレビでも取り上げられてる有名なお店


学校から帰ると毎日そこで手伝いをしている


最近、帰ると同じ制服を着た人がクリームパンを買ってくれる



藍「ただいま~」



お母さん「おかえり~藍!」



藍『あれ?またあの人がいる』



私が店番を頼まれるとすぐにその人はまたクリームパンを頼みにくる



藍「158円ですー」



?「藍ちゃんだよね??」



藍「あ、はいそーです。」



急は質問だったのですごく素っ気なく返してしまった、、



?「俺高校3年生の賀上 歩夢!突然だけどさ、藍ちゃんのこと結構前から好きなんだよね!!」



藍「ふぇ??!」



生まれてから告白されたのは初めてでしかも唐突すぎて固まってしまった


頭が真っ白になって覚えていないが、その賀上先輩は私が店番終わるのを待ってるらしい、、


それから私は全く店番が手につかなかった。



ほんとに賀上先輩は待っていた



藍『男の子とまともに話したことないのに2人きりなんて、、しかも先輩、』



とりあえず公園のベンチに座った



賀上先輩「これから俺の事をもっともっと知ってほしいし、もっともっと藍ちゃんのこと知りたい!!」



賀上先輩は全力で気持ちを伝えてくれた


話も切り出してくれて、私はいつの間にか賀上先輩と緊張せずに話せていた


家に帰っても楽しかった賀上先輩との話を思い出して1人でクスクス笑っていた



藍『久しぶりにこんなに笑ったな~』



次の日、早く賀上先輩との会話を文哉に話したくて、いつもより早く待ち合わせ場所に行った


いつも遅刻してくる私を見て文哉は驚いていた




文哉「どーしたの!遅刻してないなんて珍しいね~」



藍「どーしても今日は文哉に聞いて欲しいことがあってね~」



早く話したいのになぜか勿体ぶって話した



藍「実は...」


「文哉以外の男の子と普通に話せたの!!」



文哉「え???」



藍「だからーー、男の子と話せるようになったの!!!!!」



私は話を勿体ぶりすぎて、もうそこが学校の校舎の中ということに今気づいた


それと自分が思ったより大きな声だったことに恥ずかしくなり少し早歩きをした


文哉も一緒に早歩きをしてくれた




文哉「話せるようになってよかったねー今日俺先生に用事あるから1人で教室行ってて」



藍「うん!わかった!」



『あれ??文哉もっと喜んでくれると思ったんだけどな、、』



文哉が私と同じくらい喜んでくれると思っていたので少し寂しかった



藍『そういえば下駄箱で別れた時もムッとしてたな~

なんか怒ってるのかな、、』


ーーーーーーーーーーーーー

文哉『藍は俺と話してればいいのに、』



続く


次回は途中で少しでてきた、五十嵐 奏多も出てきます!

藍と幼馴染のはずが??!?

賀上先輩と藍は今後どーなるのか!


ぜひぜひ次回もお楽しみに!

次回は学年1人気者の男の子、五十嵐くんも出てきます!

幼馴染の最後の反応、どういう意味なのでしょうか。

色々な恋がぐちゃぐちゃになっちゃいます

是非次回もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ